F1で1988年限りでターボが禁止(というか3LのNA)になるというとき
そのレギュレーションに楕円ピストン禁止というのが合って笑ったものです。
アレは2論のGPレースに特化した変形の8気筒だから
12気筒が許され2stエンジンの許されないレースでは存在のしようがないわけです。
2stはクランクシャフト一回転で一爆発、4stは2回転で一爆発つまりは
2stは乱暴な言い方をすれば4stの倍の出力を得られるということになります
で大昔の規制がない頃は多気筒化して回転容量を上げていたわけですが
1980年ごろのレギュレーションはソレを許さないので変形の8気筒を・・・・
で、出来たのが楕円ピストンというわけです。
ゴードンマーレイもインタビューでそれが分かっていて
”あんなもの別に禁止する必要はないよ”と、言っています。
似てるというかこちらは、もう少し実用的な話
記事では1990年代に開発していたように書かれていますが実際に開発されていたのは
1980年代半ばで1990年代というのは開発が放棄された年だと思います。
普通のバルブのことをポペット(きのこ)弁といいます。
コレは見て分かるとおり吸気抵抗が大きいので開発者はコレを使わない手法を模索するのですが
2stのようにピストンとポート(穴)がバルブの役目をするものならいざ知らず
4stではなかなか難しかったようで(たいてい回転弁を考案するんですがたいていうまく行かない)
4stに回転弁は向かないなどとまでいわれてました。
コレは排気側が1000℃くらいまで上がるからで、問題は潤滑なのです。
この部分を潤滑出来ないと、焼き付いて”持たないエンジン”になってしまいます。
私がこの話を聞いたとき、排気側はやはり従来のポペットバルブを使わざるを得ない
それでもターボなみの充填効率を実現できる。というものでした。
結局、熱(潤滑)問題が解決できずに放棄されたようですな。
雑誌に載るということは特許図面でも公開されたんですかね1990年代後半のアメリカのバイク雑誌です。
"エンジンは燃焼に始まり潤滑に終わる"という言葉があります。
含蓄のある言葉です。
実はお目当てはコッチの記事で
フロントダブルプロリンクのRCです。前にも書きましたけどね。
そのレギュレーションに楕円ピストン禁止というのが合って笑ったものです。
アレは2論のGPレースに特化した変形の8気筒だから
12気筒が許され2stエンジンの許されないレースでは存在のしようがないわけです。
2stはクランクシャフト一回転で一爆発、4stは2回転で一爆発つまりは
2stは乱暴な言い方をすれば4stの倍の出力を得られるということになります
で大昔の規制がない頃は多気筒化して回転容量を上げていたわけですが
1980年ごろのレギュレーションはソレを許さないので変形の8気筒を・・・・
で、出来たのが楕円ピストンというわけです。
ゴードンマーレイもインタビューでそれが分かっていて
”あんなもの別に禁止する必要はないよ”と、言っています。
似てるというかこちらは、もう少し実用的な話
記事では1990年代に開発していたように書かれていますが実際に開発されていたのは
1980年代半ばで1990年代というのは開発が放棄された年だと思います。
普通のバルブのことをポペット(きのこ)弁といいます。
コレは見て分かるとおり吸気抵抗が大きいので開発者はコレを使わない手法を模索するのですが
2stのようにピストンとポート(穴)がバルブの役目をするものならいざ知らず
4stではなかなか難しかったようで(たいてい回転弁を考案するんですがたいていうまく行かない)
4stに回転弁は向かないなどとまでいわれてました。
コレは排気側が1000℃くらいまで上がるからで、問題は潤滑なのです。
この部分を潤滑出来ないと、焼き付いて”持たないエンジン”になってしまいます。
私がこの話を聞いたとき、排気側はやはり従来のポペットバルブを使わざるを得ない
それでもターボなみの充填効率を実現できる。というものでした。
結局、熱(潤滑)問題が解決できずに放棄されたようですな。
雑誌に載るということは特許図面でも公開されたんですかね1990年代後半のアメリカのバイク雑誌です。
"エンジンは燃焼に始まり潤滑に終わる"という言葉があります。
含蓄のある言葉です。
実はお目当てはコッチの記事で
フロントダブルプロリンクのRCです。前にも書きましたけどね。