餃子の王将の社長の命を奪ったのは.25ACP
で、昨日のあたりどころの話になるのですが
銃大国、アメリカで、もう一人のほうのケネディ
元司法長官 ロバート・ケネディ氏は
大統領候補の指名選挙中に暗殺されたのですが
彼の命を奪ったのは、たった一発の.22Shortでした
.22Shortというのは今の金属薬莢の始祖的な弾薬で
弾頭エネルギーはくしくも.25ACPとほぼ同じです
↓の左の弾ですね
太陽にほえろという刑事ドラマの中で
銃がへたくそな、柴田純(ジーパン)刑事が、半ば強引に.22口径の銃を使うのですが
一度、それが盗まれて
”あの銃は鉛筆の芯くらいの弾しか出ないんだ”
だから、逆に相手を一発で倒せないから素人が持つと危ない
という意味のことを言います
設定では、弾は多分右のほう
日本でも競技用の銃で盛んに使われています。
アメリカでは、これによる死者が一番多い弾です。
アメリカでは、みんな.22口径で殺し合いをしているのかといいますと
それは違って、LRがLomgRifleの略で、ライフルカートリッジなので
アメリカ全州で、購入するのに登録や許可がいらないこと
それが理由の一つで、強盗などに使われることが多い
安い銃にこの弾が使われていることが多いからの様です。
ロバート・ケネディ暗殺については
陰謀論がありますけどね
使われた銃が
アイバーナンドジョンソンのカデット55A という
36$の安物でして
まあ9連発はちょっと心強いですが
こんなのを護身用に使うのは御免であります
少なくとも陰謀をたくらむとしたら
不発の危険性のある.22口径は使わないんじゃないかと
一流の弾なら、不発はないですけど
安いものの銃を使って、弾だけ一級品だと、おかしくないかな
レーガン大統領が暗殺されかかったときも.22口径でした。
レーガン大統領の暗殺は成功しなかったので陰謀論がないですね
で、レーガン大統領の暗殺未遂事件に陰謀が存在しないとわかるのは
犯人がエクスプローダという爆薬弾頭を使っていたからでして
爆薬弾頭ならプロなんじゃない?
つかわれたエクスプローダ―というのが
事件後日本の雑誌でてすとをしたところ
10発撃って、弾頭に入った爆薬が撃発したのが2発程度という不確実さで
対人用としては効果を発揮しないだろうと結論付けられたもので
日本で言ったら、これ付ければたちまち10psUPみたいな怪しげな
車のチューニングパーツ、そんな扱いのものなのでした。
で、このケネディ候補暗殺後
アメリカは小さい銃が使われたということで
その銃が国産であるにもかかわらず
輸入規制に乗り出します。
縦と横との長さの合計が4inいかだったかな
それ以下の銃は輸入できなくなります
割を食ったのがワルサー
当時のドル箱のPPKがこれに引っかかったためです。
ワルサーはしたかがないので、PPのフレームを組みあわせて
PPK/Sというモデルを出し
皮肉にも大ヒットとなります
日本でも2社から出ています
これはマルシンというメーカーのキットを組んだもので
最初期型ですね
こっちは
ウエスタンアームズということろから出たモデル
セフティレバーの成形が未熟で、インサートと亜鉛合金が分離して割れやすい
スペアパーツの入手はほぼ不可能
なぜといいますに1980年代の半ばに
ワタシが日本中のSHOPに電話を掛けまくって
持っているパーツを洗いざらい買ったからです
まあそれでも3つ買えただけでしたが(笑)
こいでさま
まあ、あたりどころですよね
せぶさま
ありがとうございました。
まあ、買わないけどね
たぬきさんいわく、プロバンスはでかい
そうするとやっぱSMTSしかないですね