『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

2020年夏季五輪開催地は?

2013-08-27 11:44:38 | スポーツ
2020年夏季五輪開催地を決定する投票日9月7日が近づいています。かなりの接戦との予想です。仮に一回目の投票でどこも過半数が取れず、マドリード、東京、イスタンブールという順番になったとしたらイスタンブールの票をどちらが取り込めるかにかかります。まあ、投票といっても地域票はかなりの部分を占めると思います。筆者は日本開催を希望しますが、不安材料もあります。投票する委員数が104人とし4割以上はヨーロッパです。残りをアジアが2割、アフリカが1.5割、パンアメリカンが2割、オセアニア0.5割です。問題はアジアの委員の中で中国2人、韓国2人、北朝鮮1人、香港1人です。これらの国が現状反日政策の影響で日本に投票してくれるとは思えず0.5割がマドリードに流れるでしょう。スペイン国フェリペ皇太子の熱弁により財政の不安を気にするよりヨーロッパ、パンアメリカンの一部はマドリードに傾きつつあるのかもしれません。日本にもし開催されればオリンピック経済波及効果で3兆円見積もられて、結果景気対策にもなります。国を活気付けるためにもどうしても開催が必要です。めでたく五輪開催が日本に決まれば手柄は安倍首相に行き、ダメだった場合には猪瀬知事がプレゼン力がなかったと悪者にできる。まさに政治的には最高のイベントです。しかし、筆者が懸念しているように反日アジア勢に足を引っ張られ、開催国でなくなると、消費税引き上げ決定と3本目の矢、成長戦略が失当するのと合わせて経済に多大な影響を与えます。IOC決定で『天と地』ほどの差が生じてしまいます。安倍首相がロシアで行われるG20を早々に切り上げてブエノスアイレスに向かうのは正しい選択だと思います。ということで筆者はヨーロッパ、パンアメリカンでの票の取り崩しを期待し日本開催を熱望します。
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