加齢に伴う「もの忘れ」や「記憶の低下」に不安を感じる人も多いのではないだろうか?筆者自身も最近人の名前が出てこず苦労している一人です。脳は使わなければ老化がどんどん進み、気付いた時『恍惚のブルース(^^♪』ではシャレになりません。まず、はじめに自分は右脳型人間(想像力・発想力・芸術的な感覚・他者の表情や感情を読み取る機能)なのか 左脳型人間(言語能力や理論的な思考 計算などの理数系の能力)なのか見極めること。それぞれの脳で鍛え方が異なるのです。それから18歳以下の脳の成長促進と年配の後退予防を抜粋しました。ザックリ年配者の健康脳をつくるには①1日30分程度の運動。運動は特に重要(激しい運動は組織損傷の可能性)➁趣味(昔やっていたことでもよい)③社会との関わりだそうです。反対にやってはいけない3か条は❶深酒❷肥満(内臓脂肪)❸動脈硬化(進行していれば運動・薬・食事制限が必要)可塑性を信じて脳を鍛え直し健康脳で頑張りましょう。
以下雑誌より抜粋 驚くべきことに、「見た目の印象と脳の健康度は一致」していることが多いという。同じ60歳でも、身なりがきちんとしている人は脳に若さが保たれている。一方、よれよれの格好の人は、実年齢より十歳以上年をとっていると思うほど脳委縮が見られるそうだ。東北大学の瀧靖之教授は、これまで16万人に及ぶ脳のMRI画像を見てきた経験から「人に会うと、その人の脳が見える」と話す。「まさに、体は脳を表すです。身なりに頭を働かせられるから脳が健全なのか、その逆なのか。因果関係は分かりませんが、相関があるのは確かです。同年代でも驚くほど脳画像に差が出るのです。」なぜ差がついてしまうのか?子供の脳は「全てが同じように発達していくわけではない」ことが判明した。脳の形機能(IQなど)は5~7割は遺伝で決まるという。しかし、最低3割は本人の努力次第で変えられるのだ。「まず基本的に大事なことは、睡眠と朝食です。8時間程度寝ている子は、5,6時間しか寝ていない子に比べて、海馬(記憶をつかさどる中枢)の体積が大きいことが分かりました。また、朝食でごはんを食べている子の方が、砂糖が多いパンやシリアルを食べている子より、IQが高い結果も出ています」18歳までに多くの経験をさせることで、脳にさまざまな道ができ、頑強な脳となる。例えるなら認知症は脳の道がなくなっていくこと。強い脳であれば、多少の〝道がなくなる〟リスクは超えていくことができる。「年配の方がもう遅いかといえば、そんなことはありません。少しずつでも、脳は確実に変化し続けます。」と語っています。