今回は読んだ本の紹介です。筆者は半分以上理解できませんでしたが、インターネットが大きく異なってきていることが分かります。変革期には勉強・努力した者が成果を上げます。
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インターネットの出現以降、急激にグローバル化が進みました。ビジネスの様相もインターネット以前と以後とでは大きく異なるといっていいでしょう。ただ、人がインターネットを通じてつながるためには、パソコンやスマートフォンがこれまでは必要でした。
しかし、これからはIT機器だけでなく、車や家電などあらゆるものにセンサーやアクチュアエーターが搭載されて、インターネットにつながるようになっていきます。これがIoT(Internet of Things)です。たとえば冷蔵庫の中にインターネットプロトコルを入れておいて、使ったものを自動的に注文するといったことが当たり前にできるようになります。まさにインターネット空間とリアルな空間の融合です。
そうなると産業のありようやビジネスのやり方も、さらに激しく変化するでしょう。すでに自動車業界には、グーグルやアップルといったIT企業が続々と参入を表明していますが、こういうことがあらゆる業界で起こるはずです。
本書では、IoTとは何かを検証するにとどまらず、企業はIoTをどのようにビジネスチャンスにつなげていけばいいかを、実際に成功している事例を交えながら解説していきます。
いまいちばん新しい、そして実践的なIoTのテキストだといっても過言ではありません。 大前研一