日本相撲協会は2日、2年の任期満了に伴う理事候補選挙(理事選)を行った。貴乃花親方(45)=元横綱=は2票で落選した。人気もある、平成の大横綱がこんな形で土をつけていのか疑問です。相撲協会は自浄作用がない組織だということが分かりました。このままでは終わりそうになく、混迷は深まりそうです。
以下コピー
日本相撲協会の理事候補選挙は2日、東京・両国国技館で行われ、貴乃花親方(元横綱)は落選した。同親方の得票は2票にとどまり、大差の最下位となった。
任期満了(2年)に伴う改選で、理事候補には外部を除いた定数10を上回る11人が立候補。全親方101人による投票で、現理事長の八角親方(元横綱北勝海)、初めて出馬した芝田山親方(元横綱大乃国)と阿武松親方(元関脇益荒雄)らが当選し、10人の理事候補が決まった。選挙戦となったのは5期連続。
貴乃花親方は、昨年の秋巡業中に起きた元横綱日馬富士の傷害事件の対応をめぐり、1月に理事を解任された。苦戦が予想された中で5期連続での当選は果たせなかった。当選した理事候補は、春場所後の3月26日に開かれる評議員会での選任決議を経て就任する。
定員3の副理事候補も投票に持ち込まれ、井筒親方(元関脇逆鉾)、藤島親方(元大関武双山)、花籠親方(元関脇太寿山)が当選。錣山親方(元関脇寺尾)は落選した。(2018年02月02日)