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テスラ株、1月以降で時価総額約33兆円吹き飛ぶ

2021-05-21 01:02:57 | 日記
ツイートの度にピットコイン価格を上下させビットコイン投資家をヤキモチさせているテスラのCEOであるマスク氏は
19日のツイートで、短文+絵文字の組み合わせで、テスラ社は「ダイヤモンドの手」を
持っていると述べ、テスラ社がビットコインの15億ドル(約1,636億円)の株式を放棄しないことを示唆している。
世界で最も人気の仮想通貨であるビットコインは5月19日(水曜日)に30%も急落し、1月下旬以来の最低レベルである
30,000ドルをわずかに上回るにとどまった。5月20日13時時点のビットコイン価格は、1BTC=4,319,000円
(39,679ドル前後)前後、前日同時刻比で-1.34%、1週間で-22.52%下落している。また、この下落に伴いテスラ株は
一時113兆円超あった時価総額も33兆円が吹き飛び、現在80兆8,328億円強となっている。このお金どこに行ったのでしょうか?
中国の規制強化が引き金となり 大幅に下落している仮想通貨ですが仮想通貨分析企業チャイナリシスによると、昨年8月
までの1年間に500億ドル規模の仮想通貨資産が中国から国外に移転されたとブルームバーグが報道した。テザーのように
ドルなど実際の通貨に連動されたステイブルコインを利用して資金が流出したということだ。 サクソ・マーケッツで
アジア太平洋地域CEOを務めるアダム・レイノルズ氏は、「(仮想通貨決済と取引、投資などを禁止した)中国の措置は
驚くことではない。中国の資本統制が海外などで挑戦を受けている状況でこれを防ぐためのもの」と話した。レイノルズ氏は
「中国政府が容認できるデジタル通貨は政府の影響圏下にある中央銀行デジタル通貨(CBDC)だけ」と付け加えた。 
中国当局が「仮想通貨叩き」に出たのはデジタル人民元普及に向けた事前で来年初めに人民銀行が発行するデジタル人民元を
普及させるためですが、500億ドルもの仮想通貨はどこに消えたのか?
以下抜粋コピー
19日の米株式市場でテスラの株価が下落。中国での販売台数が4月に大きく落ち込んだことに加え、テクノロジー銘柄全般と
暗号資産(仮想通貨)関連への売り圧力というダブルパンチを受けた。テスラ、好調だった中国で変調-抗議に販売急減
事故が重なるこの日のテスラ株の終値は2.5%安の563.46ドルと、3月8日以来の安値。同社の時価総額は、フェイスブック
を一時的に上回った1月下旬以降で約3000億ドル(約32兆7600億円)が吹き飛んだことになる。
キャシー・ウッド氏のアーク・インベストメント・マネジメントが今週に入ってテスラ株の持ち分を増やしても、投資家の
センチメントを上向かせるには至らなかった。テスラ株に対する投資家の信頼感は今月、中国や米ワシントン州での事故
中国主要市場での成長に疑問を投げ掛けるデータ、ドイツ工場での生産の遅れといった一連の悪材料によって損なわれた。
こうした状況に大手自動車会社との競争や世界的な半導体不足も重なっていることを踏まえれば、テスラ株が月間ベース
で2019年5月以来の大幅安に向かっているのも驚きではない。ロス・キャピタル・パートナーズのアナリスト
クレイグ・アーウィン氏は「テスラの中国での成長鈍化の話は、誰にとっても大きな注意点になる」と指摘。さらに
投資家にとっては「中国メディアがオートパイロットの事故の映像を流し、これら動画の広範なシェアを当局が許していることも
ショックなはずだ」と語った。また、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の一連のツイートで仮想通貨の価格が大きく動いた
ことも、テスラ株にはブーメランのように響いている。マスク氏のマッチポンプ、ビットコイン敬遠し始めたウォール街ウェドブッシュ
のアナリスト、ダニエル・アイブス氏は電話でのインタビューで、テスラ株が「良くも悪くも」ビットコインの価格と強く結びついて
いると指摘。「ビットコインに関するマスク氏の行ったり来たりの言動は、投資家が見続けることを望んでいない余興だ」と述べた。  
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