『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

❝夜の蝶(ちょう)が消え、代わりに警察官❞銀座クラブ罰金20万円を払っても通常営業

2021-05-28 04:50:23 | 日記
東京都が営業時間の短縮を要請して以降、花の金曜日でさえ酔客の姿はほとんど見当たらず、店舗の多くが照明を落としたまま。
代わりに時短要請を守るよう“圧力”をかける警察官が巡回し、異様な雰囲気を醸し出している。度重なる休業や時短要請は
飲食店の体力をむしばんでいった。緊急事態宣言の発出で、経営を続けるクラブでは、収入が激減し店舗の売り上げは1割まで
落ち込んだ。協力金や緊急融資で、何とか経営をつないでいる銀座クラブの顧客の3分の2以上は“社用族”。こんな状況のとき
に会社の経費で飲んでいることがバレたら、出世にも響くし外部からのチェックも厳しい。銀座の大小合わせたクラブなどの
ホステスはコロナ前は1万2000人以上いて緊急事態宣言に挟まれ、店は開店休業状態が昨年から続いており、失業状態のホス
テスも多い。夜の銀座に灯りが戻る保障はない、大半のホステスが職を失うことも十分あり得ます。夜の蝶に“蜜”はない。

以下抜粋コピー

東京・銀座の大箱クラブチェーンの責任者は「夜の銀座にはクラブやバー、スナックが約3000軒あるといわれていた。
昨年の4月に緊急事態宣言が発令されて以降、1年間で半分の1500軒近くが倒産もしくは店を閉めている。まん防に
従ったら、潰れる店が増える。罰金覚悟でどのクラブやバーも通常営業を続けますよ」と明かす。そんなわけで、銀座で
は、シャッターを閉めつつ常連客を入れるなど、クラブなどは工夫をこらして通常営業を続けている。しかし、事件が発生した。
「有名クラブが『1万5000円で飲める』と宣伝し、時短営業を無視して通常営業しているんですが、13日の夜10時ごろ
にお客が『3万も取られた!』と店とトラブルになって警察を呼んだ。それで他のクラブも通常営業していることがバレバレで
警察に目を付けられだした。冷や汗をかいてます」(同)いずれにせよ、度重なる休業要請や時短要請は、クラブやバーの体力
をむしばんでいった。「どの店も協力金などでなんとか経営を続けてきたんですが、力尽きて、倒産するクラブやバースナック
が増えた。銀座社交料飲協会には約1200店舗のクラブやバースナックなどが加盟しているんですが、今年に入って約200
店舗が脱退。大半が営業不振による閉店です」(加盟店クラブ関係者)銀座には約1万人のホステスが働いているといわれてい
たが、店の倒産や一時閉店で路頭に迷うホステスが続出。銀座に見切りをつけて離職者が相次ぎ、ホステスは約半分に減ったと
いう。中堅クラブ店長は「まん防での罰金20万円を払ってでもホステスと銀座の灯を守るために通常営業を続けます」と言う。
 夜の銀座は通常営業を止められないようだ。
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