『名も無く豊かに元気で面白く』

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【王将戦】藤井聡太王将、第5局「鉄壁の先手番」

2023-02-25 05:17:34 | 日記
将棋の最年少5冠、藤井聡太王将(竜王・王位・叡王・棋聖=20)が羽生善治九段(52)の挑戦を受ける、第72期ALSOK杯王将戦7番勝負第5局が25、26の両日、島根県大田市「さんべ荘」で行われる。第4局を終えて2勝2敗のタイ。初防衛、5冠堅持を目指す藤井か、前人未到のタイトル獲得通算100期に挑む羽生か。どちらが勝っても「王手」となる。
東京都内で行われた第16回朝日杯で2年ぶり4度目の優勝を果たし一夜明けた24日、藤井は島根県に移動した。強行軍にも「(疲れが)まったくないかは分からないが、対局の間隔が空きすぎても、ペースがつかみずらい。いいペースでできている」と気丈に答えた。
第4局では先手番の羽生が藤井の得意とする戦法「角換わり腰掛け銀」に挑み、快勝した。大一番は藤井が先手番となる。現在、未放映のテレビ棋戦を除いて先手番は26連勝中と「鉄壁の先手番」だが、「第4局は長考した場面で間違えてしまった。第5局ではそういうことがないように集中して指したい」と反省を糧にする。
今回は後手番となる羽生は「後手番となった第1局も第3局も自分の形勢が良かったという瞬間は、一瞬もなかったはず。今回は少しでもそういう場面が作れたらいいな」と分析結果をベースに突破口を見つける。今シリーズは両者とも後手番での白星はないが、羽生は第1局では意表を突く一手損角換わりなど「藤井対策」をぶつけてきた。第5局の“秘策”について「どういう展開になるか分からないが、考えている作戦をできれば」と言葉に力を込め、「仕切り直して、改めて3番勝負。このシリーズの大きな分岐点になる」と“短期決戦”に挑む。
藤井は「1局1局が大事になってくるが、スコアを考えても仕方がない。最初から最後まで盤上に集中したい」と語った。

藤井聡太王将の昼食は大田の大あなご重 
羽生善治九段の昼食はそば三昧 
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