エンゼルス・大谷翔平投手(29)が9日(日本時間10日)、本拠地・ジャイアンツ戦に「2番・投手、DH」でフル出場し、6回3安打1失点(自責0)の好投で10勝目(5敗)を挙げた。「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」を2度達成するのは史上初の快挙。ベーブ・ルースですら1918年に1度しか達成できなかった偉業を昨季に続いて2年連続クリアした。
大谷が投打の二刀流で好成績を残し続ける裏には、変化を恐れず進化を止めない貪欲さがある。
今季はシーズン前にバットやグラブなどの道具も新調。打撃フォームや投手としての調整法も日々試行錯誤し、常に最高の状態を追い求めている。飽くなき探究心が、前代未聞の道を進み続ける原動力だ。