立民の野田代表は東京都板橋区で「裏金政治を続ける自民党政権を選ぶのか、完全に根絶させる立憲民主党政権を選ぶのか。政権選択の選挙だ」と強調し、「野党第1党である立憲民主党に支持を集中していただきたい」と呼びかけた。
日本維新の会の馬場代表は、堺市で「維新は有言実行で改革にチャレンジしていく。大改革をやるには、自民党、霞が関の壁をぶち破る必要がある」と声を張り上げた。
公明党の石井代表は北海道岩見沢市で「政策がバラバラの野党(による政権)では、日本の政治は大混乱に陥る。必ず、自公で過半数を取らなければならない」と主張した。
共産党の田村委員長は、東京都新宿区内で「自民党が一番嫌がるのが共産党の議席が増えることだ」と述べ、政治改革の実現を訴えた。
国民民主党の玉木代表は東京都千代田区内で「まじめに頑張る人が報われる社会を作る。手取りを増やす経済政策を何としてもやりたい」とアピールした。
今日は、日本政治の変革へ向けた大きな一歩になることを期待します。
評論家高橋洋一氏は、「月曜日に計算したときには225±20だったが、2000万円問題報道があって読みにくくなったけど、現在は215±20」と過半数233議席を割り込むとはじき出した。
「2000万円問題はダメ押し。ちょっと前までは自公で過半数割れの可能性が6割くらいだったが、いまは8、9割のレベル」と言葉を強めた。与党で過半数割れとなれば、政権維持のために新たに連立を組む必要がうまれる。高橋氏は、「何でもアリの世界になる。大変。一方で、自民党の中に『石破さんなんかとんでもない!』という人もいるから、ぐちゃぐちゃになる」と混迷を深める政局になると話した。