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なぜ日本の富裕層は増えていく理由は=「副業」&「資産運用」

2024-11-01 04:49:51 | 日記
2024年8月の内閣府「令和6年度年次経済財政報告」によると、日本の家計の金融資産は増加しているものの現金や預金が金融資産の大半を占めているのが現状です。
日本で富裕層と呼ばれる世帯の資産保有額や資産の増やし方はどのようになっているのでしょうか。

富裕層の保有資産規模での分類
・超富裕層:5億円以上
・富裕層:1億円以上5億円未満
・準富裕層:5000万円以上1億円未満
・アッパーマス層:3000万円以上5000万円未満
・マス層:3000万円未満

富裕層は資産1億円以上の世帯
2023年3月1日に発表された野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産は364兆円と推計」によると、資産1億円以上5億円未満の世帯が「富裕層」5億円以上の世帯が「超富裕層」と呼ばれています。
純資産総額1億円以上の割合は約2.7%
準資産総額1億円以上の富裕層と超富裕層の割合は全体の約2.7%を占め、世帯数にすると148万5000世帯です。
保有資産額においても、全体の保有資産額は1632兆円で、富裕層と超富裕層の保有資産規模は364兆円となっています。
保有資産額が全体のおよそ22%を富裕層と超富裕層が占めているとわかります。
日本での富裕層は10年連続で増えている
野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産は364兆円と推計」によると、過去10年間近くにわたり富裕層が増え続けています。
富裕層と超富裕層の資産保有世帯の推移を見ていきましょう。
・2011年:81万世帯
・2013年:100万7000世帯
・2015年:121万7000世帯
・2017年:126万7000世帯
・2019年:132万7000世帯
・2021年:148万5000世帯
増えている要因は、株式などの資産価格の上昇により富裕層や超富裕層の保有資産の増加、さらには準富裕層の一部が富裕層に移行したためと考えられます。
日本全体の保有資産額は1632兆円で、富裕層と超富裕層の保有資産規模は364兆円となっています。
保有資産額が全体のおよそ22%を富裕層と超富裕層が占めていますが、世界的にみると超富裕層しか富裕層には見られないでしょう。今後はますます富裕層と超富裕層の資産額が増えると思われます。アッパーマス層とマス層は自分を高めるための勉強をし、富裕層、超富裕層になる努力をすべきではないでしょうか?

コメント
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