ウクライナとロシアを巡る地政学リスクが引き続き投資家心理の重荷となっていたが、好決算を発表したエヌビディアが2024年11月-2025年1月期の見通しなどが勢い不足と判断され、 時間外で下落している。
米半導体大手エヌビディアは20日、第3四半期決算を発表した。調整後の1株利益は0.81ドルとなり予想の0.74ドルを上回った。純利益は193.1億ドルとなった。 なお、第4四半期の売上高は375億ドル(プラスマイナス2%)になると予想した。
★米連邦準備理事会(FRB)の有力発言者、ボウマン理事 は「現在、FRB当局者が考えているよりも中立政策に近い可能性がある」 「FRBは金融政策に関して慎重なアプローチを取るべきだ」 「インフレは依然として懸念事項である」 「11月の利下げは金利を徐々に引き下げるという自身の考えと一致。これを支持した」 「インフレ抑制の進展は停滞しているようだ」 「経済は好調で、労働市場は完全雇用に近く、インフレは高い」 「インフレ目標を達成せずに政策を再調整していることは懸念される」 「FRBは柔軟になる必要がある」と述べた。