香港の不動産価格についてS&Pグローバルレーティングは不動産価格が2021年より30%下落したと発表。只、今後アメリカは利下げ続き、2025年以降、香港の不動産価格は回復すると予想している。その根拠は、現在香港では40平米以下の宅それを買って賃貸に出したら利回りは4.6%で住宅ローン金利を少し超えている。住宅ローン金利の低下による利回り率上昇での分析です。
同機関は中国経済がコロナ後、絶対に復活すると判断したが外れました。
香港の不動産価格は20年~30年間上昇し続け、それを支えたのは経済拡大でした。需要があり、特に外資系の投資機関は香港で事務所を開設し、多くの従業員を呼び込み住宅価格を上昇させた。
現在は変わり、外資は逃げ出し、香港の富裕層は高級不動産を売却し移民している。New YorkTIMES11月14日付、香港不動産について住民はみんな現金が
欲しいと求めて、富裕層はどんどん不動産を売却している。香港の富裕層は投資不動産価格の上昇で富裕層となった豪邸を売却している。物件価格は数千万アメリカドルでも値段を下げて売っている。売りに出している値段より30%から40%引き、最高値の約半額まで値引きして売買設立している。
香港不動産価格は20年~30年ずっと上昇し、世界で1番高い価値だと評価されてきていた。一般の香港人たちは小部屋に泊まったり、停泊船で泊まったりしていた。
中国大陸の不動産価格は崩壊し、株式市場も悪化し、中国大陸での投資も失敗した。資金不足で困ている香港富裕層が多い。恒大グループの会長も2009年に1.3億アメリカ㌦で購入した不動産を半額で手放した。中国の大富豪リストに載っている432名中国の大富豪が3年間で消えた。現在の香港不動産価格は1997年アジア金融危機よりも低迷している。香港にある全ての金融機構は巨額損出を計上した。原因は香港の経済は中国より独立していないからだ。ずっと中国大陸と密着しているからだ。
中国大陸の経済がおかしくなると香港経済もショックを受ける。香港の大富豪、芸能人みな中国大陸との関係が深い。大陸の経済が良くない、あるいは大陸で活動できなくなってしまうと収入が激減する。更に、香港で豪華な生活はできなくなる。これからも持ちこたえられなくて、高級物件を手放す人が増えてくるでしょう。香港は過去の経験則が通じない悲惨な状況です。