『続日本紀』「天平十三年正月」「丁亥(十五日)、故太政大臣藤原朝臣家、食封五千戸を返上す。二千戸は旧に依って其の家に返し給ひ、三千戸は諸国の国分寺に施入す。丈六の仏像を造る料に充つ」
天皇は聖武天皇。「国分寺造立の詔」は 『続日本紀』に「天平十三年三月乙巳24日」とありますから、これより先に国分寺は実際に存在したことになります。 . . . 本文を読む
今日は小正月です。先祖のミタマをわけていただく日です。
「続宗教と民族」(五來重)「注意深い人は正月の仏教行事が小正月といわれる十四日・十五日に集中していることに気つ゛くに違いない。結局正月といえども仏事はきわめて多いのであって、神事としての正月と、仏事としての正月は日がずれているにすぎないのである。しかも暦法の歴史は満月を以て月のはじめとしていたのが原始的な形であることを教えている。だから七月 . . . 本文を読む