今日は神々のために諸国国分寺に平城天皇が大般若経を置き奉読させた日
『日本後紀』大同四年(809)正月乙未(18日)条
「天下諸国をして名神の為に大般若経一部を写し、奉読供養し、国分寺に安中せしむ。若し国分寺無くば定額寺に於いてせよ。」
大同四年四月迄は天皇は平城天皇。延暦四年(785)早良新王が藤原種継暗殺事件の責めを負わされて憤死した怨霊を鎮める為もあったかもしれませんし . . . 本文を読む
今日は仁壽殿観音供の日
公事根源に「仁壽殿観音供 同日(一月八日)
東寺の長者たる人の此の事をば勤するなり。里内(仮皇居)の時は真言院にて行はる。応和二年962六月十八日、観音像一體を仁壽殿に安置せらる。寛空僧正(注1)をして開眼供養あり。是は毎月の事にて天子の御祈の為なり。昔は夜居の僧とて二間にて召しおかれて御加持を致しけるにや。」
(注1)寛空僧正
宇多法皇及び神日から . . . 本文を読む
亡者送りは浅草寺の「温座秘法陀羅尼会」の秘密結願として行われます。この時燃やされる松明のかけらは疫病退治に効果があるとされます。以下浅草寺のホームページ等に依ります。
「温座秘法陀羅尼会」は浅草寺全住職により勤修する年頭の法要で、江戸中期より伝わる年間で最も厳粛な行事。昼夜とぎれることなく7日間にわたって「観音秘密供養法」という修法を168座行なう。
修法が1座終わるとすぐに . . . 本文を読む
今日は孝謙天皇が「造東(大)寺司奉請文」に署された日。(「宸翰英華」に依る)
「造東(大)寺司奉請文」
沙金貮拾陸両東大寺に有り。
「右造寺司請ふ所、件の如し
「宣」(孝謙天皇御宸筆) 巨福朝臣福信
天平勝寶九歳757正月十八日
(異筆)同月二十一日を以て数以を下す。
長官佐伯宿祢今毛人 判官紀朝臣
鍳子巨福朝臣福信 . . . 本文を読む