・養老五年721七月庚午(25日)「庚午、(元正天皇)詔して曰く。凡そ霊図に膺(あた)り、宇内に君臨す。仁、動植に及び、恩、羽毛に蒙れり。故に周孔の風は尤も仁愛を先にし、李釈の教は深く殺生を禁ず。宜しく其の鷹司の鷹・狗、大膳職の鸕鷀(ろじ・鵜)、諸国の鶏・猪を悉く本処に放ち其の性を遂げしむべし。従今而後。如有応須。先奏其状待勅。其放鷹司官人。并職長上等且停之。」 江戸時代まで折々の天皇陛下や幕府は . . . 本文を読む
今日は加賀尾秀忍がフィリピン・モンテンルパ刑務所の戦犯として捕らえられていた日本軍人153名及び処刑された14骨とともに帰国した日です。加賀尾秀忍は真言宗僧侶、自分と同じ岡山県の出身で大変親近感を覚えます。父親からよく名前を聞かされていました。加賀尾は昭和24年フィリピン国際戦争裁判教誨師となってモンテンルパ刑務所に赴任、その後日本政府から委託された期限を過ぎても残り、刑務所内の一室を観音堂としそ . . . 本文を読む