・東日本大震災で被災者は無数の霊体験をしています。河北新報では「魂でもいいから、そばにいて 3.11後の霊体験を聞く」(新潮社、奥野修司著)を紹介しています。
「「どこにも行かないよ」とほほ笑む39歳の妻と1歳の娘。「56歳の兄から届いた「ありがとう」のメール。」「仮設住宅の天井に響く8歳の息子の足音。」「ハグしてくれる57歳の夫」。「「イチゴが食べたい」とねだる3歳の孫。」この他にも無数の霊体験が残されています。
NHKスペシャル「亡き人との再会」(2013年8月27日放映)では
「目の前で水の中に沈んでいった義母が、ある晩、先に亡くなっていた義父と仲良く一緒に、庭の窓から部屋に入って来ました」。「幼稚園で死んだ子どもが、仏壇の前に座っていて、私(母親)の方を見ていたのです」。「妻と息子2人が死んだのですが、ある日、不思議な少女に手を繋がれて、長男と二男が部屋の中に立っていました」などとありました。昨年高野山東京別院の法話では「東日本で胃震災で犠牲になった幼児の誕生日に玩具が突然動き出した」「避難所の寺に犠牲になった老婆が幽霊になって家族を探しに来た」という話もありました。
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