福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は攘災防疫のために金剛般若経読誦と薬師悔過を国分寺で修せしめた日

2024-04-06 | 法話

承和元年(834) 四月丙戌(6日)「 勅す、災を未萌に防ぎ、兼ねて豊稔を致すため、修善の力、職此之由。宜しく畿内七道諸国をして、国内行者を択びて 国分僧寺において三ケ日の内、昼は則ち金剛般若経(注1)を転じ、夜は則ち薬師悔過(注2)を修せしめよ。事畢るまでは殺生を禁断す。又 疫癘の処あるが如きは、各の国界において攘祭(災)せよ。務めは精誠に存し、必ず霊感を期せよ。 」(続日本後紀)

 

注1)金剛般若経の霊験

https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwj8s8eSrejvAhUCyosBHSmgDn8QFjAAegQIAhAD&url=https%3A%2F%2Fblog.goo.ne.jp%2Ffukujukai%2Fe%2F612d02e2fe374dfec4b48e801410dc90&usg=AOvVaw0p622EkqWZB6k7BQBJRtzx

注2)薬師悔過

薬師如来を本尊として、その仏前で罪過を懺悔して薬師経を講讚する行事。
続日本紀‐天平一六年(744)十二月壬辰にも「天下諸国に薬師悔過せしむ。七日なり。」
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