昭和62年、当時の三井物産・マニラ支店長の若王子信行さんが身代金目当てに誘拐され、137日間監禁された事件がありました。朝日新聞に若王子さんが帰国後、苦しかった倉庫での監禁生活の様子を次のように述べておられます。「私は昔から浅草の観音さまによく行っていた。倉庫の片隅に観音さまがあると想像して毎日祈っていた」
「浄土」1987年6月号にも「三井物産マユラ
支店長若王子信行氏が、フィリ ピンで百三十七日間
誘拐され、陽のあたらない陰気な所で、食物差入れで、
その日の時間を悟り、又一日中話相手がいない弧独の
所に幽閉され、不安と強迫の連日に耐え、生還された
お話に、つねに信仰していた観世音菩薩のお姿を想起
しては「なにくそ」と耐えしのばれたということは、
正しい信仰の力であろう。」とあるのを見つけました。
「浄土」1987年6月号にも「三井物産マユラ
支店長若王子信行氏が、フィリ ピンで百三十七日間
誘拐され、陽のあたらない陰気な所で、食物差入れで、
その日の時間を悟り、又一日中話相手がいない弧独の
所に幽閉され、不安と強迫の連日に耐え、生還された
お話に、つねに信仰していた観世音菩薩のお姿を想起
しては「なにくそ」と耐えしのばれたということは、
正しい信仰の力であろう。」とあるのを見つけました。