今日は日本のペスタロッチと言われた東井義雄師逝去の日です。
東井義雄記念館によると、平成3年4月18日79歳で遷化されています。
NHK「こころの時間・仏の声を聞く」で師は
「『仏説無量寿経』の中に、「至心廻向 願生彼国 即得往生 住不退転」とある「至心廻向」は仏様の方から廻向して下さっている、と読む。 (自分が癌に侵され寺の跡取り子息が心臓発作で植物人間になっていても)仏さまは「替わってやれないが助かってくれ」と願っておられる。この仏様のお慈悲の中に我が身をどっぷりと浸させて頂くほかないのだ・・」そしてこのことは「正法眼蔵・生死の巻」で「ただわが身をも心をもはなちわすれて、仏のいへになげいれて、仏のかたよりおこなはれて、これにしたがひもてゆくとき、ちからをもいれず、こころをもつひやさずして、生死をはなれ、仏となる。と言っています。」と言われているのと同一の趣旨であるともおっやています。