福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

・十三佛は自己曼荼羅を導く究極の密教曼荼羅であること・・25

2017-11-25 | 頂いた現実の霊験
・十三佛は自己曼荼羅を導く究極の密教曼荼羅であること・・25
第七章
第七節、 薬師如来、
薬師如来には十二大願あって、そのご誓願はすこぶる広大である。故に聖武帝が諸国に国分寺を立てさせられるやこの薬師如来を本尊とせられたのである。平安期に入ってもその信仰は盛んで天台系の密教には七佛薬師法がありいまでも非常に尊崇せられている。今日では薬師如来は病気平癒の本尊とせられておる。御象は多く右手を施無畏印として左手に薬壺をのせられてござるのであるが、両手で薬壺を持したまうもの、又薬壺の印をむすびたもうたものもある。薬壺の印というのは法界定印の大指を尖らいたものである。両脇侍は日光月光菩薩であり、十二神将はその眷属である。日月は空間的関係で、十二支は時間的関係であるからこの眷属で一切縦横の関係を網羅しているというべきである。十二大願は広大な願である。十二大願は①光明普照②随意成弁③施無尽仏④安立大乗
⑤具戒清浄⑥諸根具足⑦除病安楽⑧転女得仏⑨安立正見⑩苦悩解脱⑪飲食安楽⑫美衣満足である。
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