福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

終戦の日を迎え光明真言を

2019-08-13 | 先祖供養
今年も終戦の日が近つ゛いてきました。私も此の時節になると太平洋戦争の悲惨さ(注1)とその犠牲者を偲び「なんとかしなければ」という思いに駆られます。しかし近年この戦争犠牲者を思い出し感謝するという気風が風化しつつあるような気がしてなりません。「忘恩は禽獣に劣る」という法語もあります(注2)。
拝金主義・市場原理主義者の跋扈で日本も長らく亡国の淵に佇んでいるような気がするのは私だけでしょうか。結論です。終戦の日を迎え再度太平洋戦争の犠牲者に出来るだけの回数の光明真言をお唱えして感謝の意を表したい、と思います。
注1
太平洋戦争では310万人が犠牲になりました。世界史上初の原爆が二発も落とされました。国外でも壮絶な戦闘がありました、硫黄島にいったことがありますが連合国の艦砲射撃で島の地形も変わっています。自衛隊の人は全員いまでも幽霊を見るという事でした。
満州でも日ソ不可侵条約を破ったソ連が凌辱の限りを尽くし地獄絵を現出しました。
壮絶な地上戦の行われた沖縄でも兵士住民合わせて20万人の日本人犠牲者を出しています。
特攻隊員等の家族に宛てた歌は涙なくして読めません



(注2
『大乗本生心地観経』に「世出世の恩に其四種あり。一に父母恩。二に衆生恩。三に國王恩。四に三寶恩。如是の四恩は一切衆生平等に荷負す」
「人なれど 畜生よりも おとるあり。よく深きもの 恩をわするる。佛立開導日扇聖人御教歌」


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