福聚講

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先祖の数と先祖供養の方法

2018-08-13 | 法話
先祖供養の理論です。
先祖供養の理論を考えてみました。
先祖の数をかぞえると面白いことに気が付きます。5代前は2の5乗=32人、10代前は2の10乗=1,024人、20代前は2の20乗=1,048,576人
30代前は2の30乗=1,073,741,824人、33代前は2の33乗=85,8993,4592 人となります。85億人とは1代を25年としても33×25=825年ですから、825年前には85億人の先祖がいたことになります。しかし1千年前の地球人口は2億人くらいという研究もあるようですから、こうしてみると殆ど世界中の人と先祖が重なっていることになります。見たこともない数百年前の先祖など関係ないというひともいますが遺伝子は確実にそういう見たこともない先祖、いやその前の宇宙発生時の生命体にまでつながっていることを誰も否定はできません。
そうすると先祖供養をすると世界中の生命体と共通の先祖供養をしていることになります
ここで先祖供養をすれば理論的にも自他一如という仏教理論を頷かざるを得ないことになります。
先祖供養が大切なことはこういう簡単な数学理論・遺伝子の常識からも頷けます。
またこの功徳は当然共通の先祖の子孫たる他者にも波及しますから他者との関係も円滑化するのだと言えることになるのではないでしょうか。そして先祖供養の一番の方法は(少しの時間でも)十善戒を守ることであるとされています(このブログで載せている釈雲照師の言葉)。
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