五輪九字明祕密釋・・21
法身に之を攝するに略して四種有り。一には自性身、二には受用身、三には變化身、四には等流身なり。是の四種身は、共に名ずけて法身とするは何の由ぞ。
頌に曰はく、
六大は普ねく諸の凡聖に遍じて、 平等に成立して増減なし。
一心は法身自性の佛、 一體は報身受用身、一相は變化化身の佛、 一用(ゆう)は平等等流身なり、能化の義に約すれば四種身、 所化の邊に就いては六凡夫なり。
能化の三密は所化に具し、 所化の四曼は能化に渉たる。
一一互融して輪圓具足せり、 三三平等にして即ち成佛す。
三密の金剛は法界に遍じて佛界・非佛界を簡(きらは)ず
五祕の瑜伽、心宮に住して 密嚴・非密嚴を別つことなし。
復た次に法身に五種あり。前の四身に法界身を并するが故に、曼荼羅に五種有り。前の四曼に法界曼荼羅を加える故に。聖位經の偈に曰く、「自性及受用、變化并等流佛徳三十六、皆同じく自性身なり。法界身を并するが故に三十七となる也」。又た禮懺經に、自性身の外に法界身を立つ(「金剛界礼懺悔」に、此等の證文によるに四身の外に法界身あり。法界身とは六大法身なり。復た次に九字眞言はm@rtamadara(みりたまんだ)なり。常に觀じて心を誠にせよ。
心中にa字あり。 七寶の樓觀となる。 先にva@m(ばん)水の觀を凝らし、
次にaあ地の觀を成せ。 瓔珞幡蓋を垂れ、 摩尼閼伽を飛ばす。
天は妙衣服を雨ふらし、 人は瞻蔔香(せんぷくこう)を燒く。 華は四珍の色を染め、
鳥は六種の韻を発す。 雲路と樹下とに樂あり。 内殿と外庭とに舞ふ。
説法句句妙にして 曼陀曼殊を散じ、 入定窟窟靜にして
二六の定水を湛ふ。 玉流八徳澄めり。 幢樂は六律に会(かな)ひ、
池水は六度を説く。 寶瓶は五莖を開き、 燈明は五智を燃す。
中臺は八葉を開き、 上に九のhr@i@hきりく字を観ず。 臺上に觀自在いまし、
葉上に八佛定にしています。 次の八葉上に am@rtatese harah@u@m(あみりたていせいからうん)。次の如し、 八尊の種子身なり。 觀音と慈氏尊と、虚空と普賢尊と、 金剛手と文殊と、 除蓋障と地藏となり。
十二の大供養、 次第に敷列せり。 衆生本有の蓮、覺悟極樂の體なり。 清淨の大海衆、 二十五菩薩・華聚山海會(けじゅうせんかいえ) 日夜に常に守護す。 bhu@hkha@mぼく・けん)の眞言の力、此を変じて極樂となす。
(祕密曼荼羅圖曰・・略す)
此の九字の曼荼羅は源と五輪門中のhaか字門より出でたり。其haか
字門は曇摩伽菩薩(どんまかぼさつ)の因位に四十八願を発す。即是
の教風はhaか字門より出でたり。Haか字具足すれば即ちhr@i@hきりく字といふ。自此
hr@i@hきりく字より九字曼荼羅を出だす。是より一百十三字の眞言を出だす。即ち是れam@rta(あみりた)の大陀羅尼なり。
法身に之を攝するに略して四種有り。一には自性身、二には受用身、三には變化身、四には等流身なり。是の四種身は、共に名ずけて法身とするは何の由ぞ。
頌に曰はく、
六大は普ねく諸の凡聖に遍じて、 平等に成立して増減なし。
一心は法身自性の佛、 一體は報身受用身、一相は變化化身の佛、 一用(ゆう)は平等等流身なり、能化の義に約すれば四種身、 所化の邊に就いては六凡夫なり。
能化の三密は所化に具し、 所化の四曼は能化に渉たる。
一一互融して輪圓具足せり、 三三平等にして即ち成佛す。
三密の金剛は法界に遍じて佛界・非佛界を簡(きらは)ず
五祕の瑜伽、心宮に住して 密嚴・非密嚴を別つことなし。
復た次に法身に五種あり。前の四身に法界身を并するが故に、曼荼羅に五種有り。前の四曼に法界曼荼羅を加える故に。聖位經の偈に曰く、「自性及受用、變化并等流佛徳三十六、皆同じく自性身なり。法界身を并するが故に三十七となる也」。又た禮懺經に、自性身の外に法界身を立つ(「金剛界礼懺悔」に、此等の證文によるに四身の外に法界身あり。法界身とは六大法身なり。復た次に九字眞言はm@rtamadara(みりたまんだ)なり。常に觀じて心を誠にせよ。
心中にa字あり。 七寶の樓觀となる。 先にva@m(ばん)水の觀を凝らし、
次にaあ地の觀を成せ。 瓔珞幡蓋を垂れ、 摩尼閼伽を飛ばす。
天は妙衣服を雨ふらし、 人は瞻蔔香(せんぷくこう)を燒く。 華は四珍の色を染め、
鳥は六種の韻を発す。 雲路と樹下とに樂あり。 内殿と外庭とに舞ふ。
説法句句妙にして 曼陀曼殊を散じ、 入定窟窟靜にして
二六の定水を湛ふ。 玉流八徳澄めり。 幢樂は六律に会(かな)ひ、
池水は六度を説く。 寶瓶は五莖を開き、 燈明は五智を燃す。
中臺は八葉を開き、 上に九のhr@i@hきりく字を観ず。 臺上に觀自在いまし、
葉上に八佛定にしています。 次の八葉上に am@rtatese harah@u@m(あみりたていせいからうん)。次の如し、 八尊の種子身なり。 觀音と慈氏尊と、虚空と普賢尊と、 金剛手と文殊と、 除蓋障と地藏となり。
十二の大供養、 次第に敷列せり。 衆生本有の蓮、覺悟極樂の體なり。 清淨の大海衆、 二十五菩薩・華聚山海會(けじゅうせんかいえ) 日夜に常に守護す。 bhu@hkha@mぼく・けん)の眞言の力、此を変じて極樂となす。
(祕密曼荼羅圖曰・・略す)
此の九字の曼荼羅は源と五輪門中のhaか字門より出でたり。其haか
字門は曇摩伽菩薩(どんまかぼさつ)の因位に四十八願を発す。即是
の教風はhaか字門より出でたり。Haか字具足すれば即ちhr@i@hきりく字といふ。自此
hr@i@hきりく字より九字曼荼羅を出だす。是より一百十三字の眞言を出だす。即ち是れam@rta(あみりた)の大陀羅尼なり。