福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

坂本竜馬は仏教によってしか日本は救えないといっていました。

2022-07-27 | 法話

反日キリスト教団体「日本キリスト教協議会」は今までもありとあらゆる国家行事に反対するとともに、慰安婦問題でも韓国のキリスト教団体と協力して、国際問題にすべく煽ってきました。此の団体がまたしても安倍総理の国葬に反対の声明を出しています。こうしてみると国内には有象無象ありとあらゆる反日団体が不気味にうごめいていることに慄然とせざるを得ません。こういうとき、坂本竜馬が「閑愁録」で仏教こそ日本国を護る宗教であると高らかに宣言していることを思い出します。

長松清潤師の「仏教徒坂本竜馬」(講談社)と云う本があります。坂本龍馬は、「藩論」「和英通韻以呂波便覧」「閑愁録」の三冊の本を海援隊から出版していますが、中でも、「閑愁録」は龍馬存命中の慶応三年五月、書記の長岡謙吉に執筆させたもので、開国をし、「愚民」がキリスト教などに「狐惑」されていくなかで仏教興隆こそ国家にとって必須であると述べています。
「閑愁録」の大要を書いておきます。
「「閑愁録」「方今西洋耶蘇教、大に三港に行はれ、洋僧天主堂を建て、愚民を誑惑す。・・八、九年前画踏みの禁を弛め遂に今日三港日新の世となりしより、余燼再び熾んにして殆ど撲滅すべからざるの勢いとなれり。長崎すでに此の如し、而して近日又摂津の開港を許す、彼のそ機に乗じ直ちに来たって愚民を煽動せん。その毒ひいて大坂、京師に及ばんこと、日を数えて遅つべし、其災果して如何ぞや。
是独り責を政府に帰すべからざるなり。
昔空海大師、本地垂跡の説を立て、法然上人、他力往生を許す。実に活眼卓見と謂うべし。今此両高僧再び世に出る時は、必ず一種、人情・時世に合たる、甚深不可思議の法教を垂れ、滔々たる末世の迷津を救済すべし。・・仏法は国家を保護する大威力を具足せる、大活法なるをしらず。・・孔孟・中行・精緻之道に到っては纔に中人以上具眼の士大夫を教導すべし。独り仏法は、無辺の鳥獣草木にいたるまで済度すべし。何ぞ況や有縁の衆生に於いておや。しかればすなわちその旨広し。且つ仏法の我が国に入りしより茲に二千年、皇化を保護し今日に到る。その効勲、赫赫みるべし。ゆえに仏法は天竺の仏法とのみいうべからず、乃ち皇国の仏法なり。
蓋し方今洋教かくのごとく熾盛にして仏日まさに滅せんと欲するに到りしは、抑勢なり。勢を制するは人なり、方便のみ。ゆえに法門の人、悉く四句の願輪に鞭ち、身命財を惜しまず、天下の形勢を洞察し、一切衆生の機根を熟知し、諸宗相謀りて吾王法仏法を護持せざるべからず。・・仏日の滅没は皇道の衰運にかかわる。・・ねがわくは天下万霊の為に、慈悲の法教を垂れよ。」
詳細は
「仏教徒坂本竜馬」



にあります。

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