今日2月2日は祈親上人定誉ご入滅の日です。以下ウキぺデア・密教辞典等によります。上人は 天徳2年(958年)生まれで永承2年2月2日(1047年)高野山釈迦文院でご入滅、90歳でした。平安時代後期の真言宗の僧。高野山再興者。俗姓河井氏。大和国葛城郡楠本の出身。7歳で父を失い13歳で興福寺で唯識を学び、子島寺眞興
子島流祖真興に灌頂を受ける。法華経への信仰が厚く、両親の菩提を祈り(祈親)、法華経を読誦し常に経本を持っていたという(持経)。亡くなった両親の所在を知るため60歳にして大和長谷寺を訪れ、観音様より夢告を受け当時荒廃甚だしかった高野山に登る。当時は東寺との確執や落雷による火災などで高野山は荒廃していたが彼岸会を始め万燈会を復興、峯杲、弟子の明算と共に高野山の復興した、住山30年法風を復興し90歳で入滅。
高野山奥の院にある「祈親燈(貧女の一燈)」は、定誉が献げたものといわれ、いまでも消えずに燃え続けている。
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