Fukunosukeです。
思えば、hiyoko共々の満腹人生に火がついたのは、十数年前に
香港のカリスマシェフ、周中氏の中華料理を食べたのがキッカケ。
初めて、“いくらお金払っても後悔しない食事ってあるんだー”と
思ったものです。
その周中シェフが関わっている中華レストランが白金にあります。
気にはなっていましたが、“名前だけ借りてる系”かなと思い、
これまで二の足を踏んでいました。
今回、周中シェフが来日し、特別コースメニューが供されるとの
ことで、思い切って行ってみる事にしました。
周中菜房 白金亭。
幸運にも、室料無料で個室を利用することができました。
店内には、あちこち伊東深水の水彩画が飾られています。
甕出し紹興酒。デキャンタ(500ml)で5000円! いくらなんでも高い(泣)。
今日は、「上海蟹と秋の味覚」スペシャルコース。
前菜盛り合わせ。プレゼンテーションはかなり“?”
なんですけど、蟹味噌入り茶碗蒸し(奥)など美味かった。
蟹味噌入り小龍包。いいですね。
パパイヤフカヒレ蒸しスープ。
周中シェフのスペシャリテと言えばこれ。くりぬいたパパイヤの中にスープが
入っています。スプーンで実を削りながら、スープと一緒に食べます。
、、、はて? 美味しいんだけど、香港で食べたものとは別物の味。
三田の「桃の木」の方が、本家の味に近いような、、、? なんだろう。
実は、周中シェフが一番苦労したメニューがこれなんだそうです。香港と
同じ食材が揃わず、日本の食材でアレンジして作っているとのこと。
、、、なるほど。でもこれはこれでとても美味しいけどね。
上海蟹の甲羅詰め焼と、牡蠣の揚げ物。
上海蟹は、味噌と塩だけで焼いたシンプルな料理。
でもそれが美味しい。
籠に入った4種の中国野菜からひとつ選んで、野菜料理を調理してもらい
ます。豆苗にしました。蟹の卵入りあんかけで出てきます。
このあんかけは最高に美味しかったです。豆苗も味が濃い。
でた! 上海蟹の姿蒸し。当然のように陽澄湖産だそうです。ちょっと
小ぶりですが美味しい。蟹の中では一番好き。ちなみに今の時期はメス。
刺身でもないのに、“大葉と菊”とは何ぞや?と思いましたが、菊の花は
手の臭い消しに使うんだそうです。ふぅん。じゃ大葉は何のため?
生姜の刻んだのが無いなーと思っていたら、
ジンジャーティーが出てきました。
栗と鳥肉のちまき。これは最高に美味しかった。唸った。
周中特製デザート。
これは、記憶にある香港の味そのものでした。
僕は、いまだにエッグタルトは周中さんのが
一番と思っているのですが、左の姫りんごに
カスタードを詰めたもの、まさにその味がした。
感涙モノ。
薄々期待してはいたのですが、食後、憧れの周中シェフとご対面!
個室だった事もあって、ひとしきり歓談。パパイヤスープの苦労話等
披露してくれました。スーパーシェフとは思えない腰の低さ(笑)!
メニューにサインを貰っちゃいました。いやー、本当に感激しました。
名刺もくれました。一枚はマカオのMGMグランドの料理顧問としての
名刺。もうひとつ、白金亭の名刺には、香港の自宅レストランの連絡先も!
「コレ、マイホームよ。デンワください」って言ってくれた!
うそ! 行ってもいいですか!?
ところで、本日のコースは、ひとり1万5千円、、、。うーん。美味しかった
けど、正直に言うと、内容に比して高い。3~4千円くらいは名前料かな。
でも、僕にとって周中さんは“永遠の食のヒーロー”。 お会いして、
お話ができただけでも、払ったお金に後悔はありません。
複雑。4様ファンが白金の韓国料理屋に行くのと近い心境かもしれない。
いつの日か、香港の周中さんの自宅レストランへ行けたらいいなぁ。
思えば、hiyoko共々の満腹人生に火がついたのは、十数年前に
香港のカリスマシェフ、周中氏の中華料理を食べたのがキッカケ。
初めて、“いくらお金払っても後悔しない食事ってあるんだー”と
思ったものです。
その周中シェフが関わっている中華レストランが白金にあります。
気にはなっていましたが、“名前だけ借りてる系”かなと思い、
これまで二の足を踏んでいました。
今回、周中シェフが来日し、特別コースメニューが供されるとの
ことで、思い切って行ってみる事にしました。
周中菜房 白金亭。
幸運にも、室料無料で個室を利用することができました。
店内には、あちこち伊東深水の水彩画が飾られています。
甕出し紹興酒。デキャンタ(500ml)で5000円! いくらなんでも高い(泣)。
今日は、「上海蟹と秋の味覚」スペシャルコース。
前菜盛り合わせ。プレゼンテーションはかなり“?”
なんですけど、蟹味噌入り茶碗蒸し(奥)など美味かった。
蟹味噌入り小龍包。いいですね。
パパイヤフカヒレ蒸しスープ。
周中シェフのスペシャリテと言えばこれ。くりぬいたパパイヤの中にスープが
入っています。スプーンで実を削りながら、スープと一緒に食べます。
、、、はて? 美味しいんだけど、香港で食べたものとは別物の味。
三田の「桃の木」の方が、本家の味に近いような、、、? なんだろう。
実は、周中シェフが一番苦労したメニューがこれなんだそうです。香港と
同じ食材が揃わず、日本の食材でアレンジして作っているとのこと。
、、、なるほど。でもこれはこれでとても美味しいけどね。
上海蟹の甲羅詰め焼と、牡蠣の揚げ物。
上海蟹は、味噌と塩だけで焼いたシンプルな料理。
でもそれが美味しい。
籠に入った4種の中国野菜からひとつ選んで、野菜料理を調理してもらい
ます。豆苗にしました。蟹の卵入りあんかけで出てきます。
このあんかけは最高に美味しかったです。豆苗も味が濃い。
でた! 上海蟹の姿蒸し。当然のように陽澄湖産だそうです。ちょっと
小ぶりですが美味しい。蟹の中では一番好き。ちなみに今の時期はメス。
刺身でもないのに、“大葉と菊”とは何ぞや?と思いましたが、菊の花は
手の臭い消しに使うんだそうです。ふぅん。じゃ大葉は何のため?
生姜の刻んだのが無いなーと思っていたら、
ジンジャーティーが出てきました。
栗と鳥肉のちまき。これは最高に美味しかった。唸った。
周中特製デザート。
これは、記憶にある香港の味そのものでした。
僕は、いまだにエッグタルトは周中さんのが
一番と思っているのですが、左の姫りんごに
カスタードを詰めたもの、まさにその味がした。
感涙モノ。
薄々期待してはいたのですが、食後、憧れの周中シェフとご対面!
個室だった事もあって、ひとしきり歓談。パパイヤスープの苦労話等
披露してくれました。スーパーシェフとは思えない腰の低さ(笑)!
メニューにサインを貰っちゃいました。いやー、本当に感激しました。
名刺もくれました。一枚はマカオのMGMグランドの料理顧問としての
名刺。もうひとつ、白金亭の名刺には、香港の自宅レストランの連絡先も!
「コレ、マイホームよ。デンワください」って言ってくれた!
うそ! 行ってもいいですか!?
ところで、本日のコースは、ひとり1万5千円、、、。うーん。美味しかった
けど、正直に言うと、内容に比して高い。3~4千円くらいは名前料かな。
でも、僕にとって周中さんは“永遠の食のヒーロー”。 お会いして、
お話ができただけでも、払ったお金に後悔はありません。
複雑。4様ファンが白金の韓国料理屋に行くのと近い心境かもしれない。
いつの日か、香港の周中さんの自宅レストランへ行けたらいいなぁ。