ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoのlifelog。

京都2009 俵屋のお部屋 その1

2009-07-27 09:31:53 | 京都
hiyokoです。


なかなか進まない京都レポ。。。
今回一緒に行ったizolaちゃんや、去年一緒だったdaniellaちゃん
以前に書いた俵屋さんレポがあまりに素晴しくて(本当に素晴しいの!)
見れば見るほどやる気が失せて来てしまいました。(笑)


あの二人の世界にはとても近づけるわけもなく・・・、
ま、仕方ないので、写真だけでもご紹介していこうかと・・・。




というわけで、、、。
今回私たちが泊まったお部屋は、新館2階の「楓」でした。

こちらへは、エレベータを使って案内されました。ちょっと意外。
もちろん階段でも行かれるので、以後は階段を使いましたが。


この新館は42~3年前に建築家吉村順三氏の設計により
建築されたそうです。


お部屋の玄関を入って左側が客室。先ず目に入ってきた眺めです。

あ、この座椅子、座り心地満点でした!特注だそうです。


「楓」というお部屋の名前のとおり、窓の外には美しく冴えた緑の楓が。

このお部屋は、俵屋さんの中では一番下のカテゴリーだったと思うのですが、
この時季、青い楓が本当に美しく、このお部屋で良かった!と感激しました。


床の間を背にして座るとこんな眺めです。



カメラをもう少し右に向けると、こんな感じ。

客室には実質3畳ほどの次の間があり、庭に面して座椅子が置いてあります。


座椅子に座るとこんな美しい眺めが見られます。一幅の絵画を観ているよう。

この座椅子、本間の物とは違うもので、もっとリラックスできるような作りに
なっています。足元は掘りごたつ式になっていて、足を下に投げ出せるように
なっていました。この座椅子も座り心地良くて、ずーっとここに座っていたい
気分でした。真ん中に置いてあるのは、お昼寝用のマットとブランケットです。


今回は出来ませんでしたが、ほんと、ここに座って本でも読みながら、うつら
うつらしてきたら横になってお昼寝、、、、、愉しいでしょうねー。
のんびりと連泊なんてしてみたいものです。。。(ムリっ!←byFukunosuke)


お部屋の明かり。

これ以外にこのお部屋に合う照明ってあるでしょうか。
そんな風に思いたくなるほど、ピッタリでした。


とにかくこの青い楓があまりに美しくて・・・・・・。

ほんのちょっとの時間も、窓から外を眺めてはうっとりしていました。
紅葉の時季は窓一面、真っ赤に染まるのでしょうね。それも見てみたいな。


初俵屋さんの記念すべきお部屋入りで、興奮気味の私。
夢中で写真取りまくっていたら、お茶とお菓子が運ばれてきました。
しばし休憩。


今回のお部屋担当の女性、お正月にizolaちゃんが訪れたときと同じ方。
それだけでもリラックスできますよね。


あ、これこれ、俵屋さん名物の絶品わらび餅。

昨年のかしまし娘旅では、俵屋さん経営の「遊形サロン・ド・テ」でこのわらび餅
だけはいただいてました。サロン・ド・テも素敵でしたが、やはり客室でいただく
お味は格別。わらび餅を食べていたら、なんだか夢の実現がすごく実感できて
ニンマリの私。あー幸せ!!


ようやく少し気持ちも落ち着いてきて、床の間など観る余裕が。

なんと、この美人画は上村松園筆です。
ささっと描かれている感じですが、どうしてなかなか、ひと目
で只者ではないオーラを発していて、まさか!と思ったら、
そのまさかでした。


俵屋さんでは、こういう美術館級の美術品が館内のいたるところに
惜しげもなく飾られていて、しかも、毎月替えられるそうです。
その月に飾られている美術品一覧が資料としてお部屋に置かれて
いるので、それを見ながら館内を回るという楽しみ方もできます。
んーー、時間がいくらあっても足りない  


床の間に飾られたお花。白磁の花器がメチャ好み。




何もかも素敵・素敵・素敵!の俵屋さん。
まだまだご紹介しきれないので、次もお部屋です。