権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

やすらぎ寄席

2024-12-05 23:08:36 | 演芸

本日は今年最後の「やすらぎ寄席」、と言うことで師走の新橋をトボトボと彷徨って参加。
一昨年の今頃は立川ぜん馬師匠の「芝浜」を堪能して多いに得した気分になれた。そのぜん馬師匠も大病を患って休業中とのこと、何とか復帰してほしいと心から願っている。
さて、落語会の方は新しい前座さんと志遊師、雲水師、そして談幸師と結構聞き堪えがあった。

前座(笑王丸):「道具屋」楽しみな若手だ。

志遊師:「蔵前駕籠
    この師匠は面白い、風体が醸し出す面白さがあってこの稼業がピタッと
    嵌った感有り。

雲水師:「五貫裁き」 
    元は「大岡政談」だったみたいだが、上方風にアレンジしていて
    今日一番の噺だった。

談幸師(トリ):「お神酒徳利
    この噺は神奈川の宿での宿屋の盗難騒ぎで下げとなるのが多いが今日のは
    大阪での顛末までたっぷりと聞かせてくれた。

今日は比較的空いていて最後のくじ引きで何か貰えるかと期待したがダメだった。
(お寺からワイン五本とか師匠方からの景品とかたくさんあったが残念)
落語と言うのは生で聞くと”季節感”を肌身で感じて心地よい、しばらくは映画と寄席で楽しみには事欠きそうもない。
おまけは新橋駅のSL、見事にライトアップされていた。

   

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立川談四楼-出版記念落語会

2024-11-26 23:45:47 | 演芸

先週末からお腹の具合が良くない、土曜は寒気、日曜は風邪ひいた状態でゴロゴロ、月曜は出社したが4時頃に上がり、本日は休暇でごろごろ。
ところが前から予約してあった「立川談四楼-出版記念落語会」に夕刻から起きだして出かけることになった、結構迷ったがまぁまぁの体調だったので。
(一応咳など出ないしマスクもしたから)
さてこの落語会、前回の様な演芸大会と異なり前座、二つ目、二つ目、トリという形式でゆったりと噺を聞けた。

 

かはづ亭みなみ演芸会 - 権助の冒険

本日は下北沢まで「かはづ亭みなみ演芸会」に行く。前回(8月)行った時に抽選会で本日の入場券が当たったので、それの返しといった具合。ともかく出し物が一杯で少々くたび...

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前座:立川談声(ダンセイ、でも女流)「初天神」
   なかなか上手い、前職が声のお仕事らしく聞きやすい語りと面白い表情で
   こんな前座さんならまとめて聞きたいもんだ、そんな気にさせてくれる。
立川半四郎:忘れた
立川只四楼:「天狗さばき」前振りが長かったのは時間調整をしていたではないか。
立川談四楼:「明け烏」
       やはり風体に恥じない話っぷり、品を感じる廓話でこの人の古典をもっと聞いてみたい。(この師匠は本当に名人といった風体だと思う)
       
終わってみると、この4人の噺がまとまって「来た甲斐があった」みたいな思いにしてくれて、やはり生の落語(演芸も)は良い、面白い楽しみを見つけた。
さて、今回は浅草ということで、帰り道で浅草寺の中を散歩、外国人多数ながらもなかなか風情があった。


そして今回購入した二冊、噺を聞きにいったんだか本買いに行ったんだか分からない、以前は興津要さんの落語本に夢中になった、また読書力を復活できるか。

   
   

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「チネチッタで会いましょう」

2024-11-22 23:12:51 | 映画

久々に映画館に足を運んだ、一月ほど前からねらっていた映画「チネチッタで会いましょう」で本日封切り。
難しいのかどうなのか面白いとは思わなかった。
(この監督の作品を何作か観ていないとつらいのかも)

〔内容〕
イタリアの映画監督ジヨバンニは、これまで40年間、プロデューサーの妻に支えられながら映画を制作してきた。チネチッタ撮影所での新作撮影で頭の中はアイデアでいっぱいのジヨバンニだったが、順調だと思っていたのは本人だけだった。女優は演出に口を出すばかりか政治映画をラブストーリーだと言い出し、娘に紹介されたボーイフレンドは自分ほどの年齢だという。誰にも理解されず、ひとり帰宅して目を覚ますと、今度は妻から別れを切り出されてしまう。さらにプロデューサーが詐欺師であることが発覚し、資金不足で撮影が止まってしまう。

さて本作は撮影している映画と映画の中の現実が平行して描かれていて少々混乱するが、なれると理解できる様になる。
問題はそこでは無くて、主人公が劇中劇の中で自己満足ぶりをこれでもかと見せつけていて、この映画自体が観客に対して自己満足ぶりを見せつけている、という二重構造になっていること。
実際この映画はナンニ・モレッティ監督が自作自演をしているから、間違い無いだろう。
最後に大逆転で関心させらるかと期待したが、ミュージカルのフィナーレみたいにして劇中劇かどうかさえ曖昧なまま終わる。
まぁ映画館でそれなりに楽しめたから良しということで。

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「シスター探偵ボニファス」

2024-11-21 08:11:08 | お仕事
今度は「ブラウン神父」のスピンアウト・シリーズで「シスター探偵ボニファス」、ぼんやり見ている何となくハマル、そんなミステリー・シリーズ。
最初は「ブラウン神父」ほどビリッと来なかったが、回を重ねるとこれはこれで面白いと。
やはりこういうテレビ・ドラマは登場人物たちのキャラクターが大事で、流石はBBCといった感じ。


「ブラウン神父」シーズン1‐エピ5を観ると、修道院で毒殺事件が発生し神父の助手的立場でコミカルに解決をお手伝いしていた。
修道女が探偵をすると言う設定も面白い、ファーザー、シスターときたら次はマザーかも知れない。
新興宗教の教祖が難事件を解決する「真のマザー探偵ハクチャ」とか。
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新米

2024-11-17 19:11:20 | 食・レシピ

先日山梨の友人から自家製の新米5Kgと自家製味噌を送って頂いた。
彼は農家では無いので借地で作付け~収穫までをしている様で、以前もお土産で頂いたことがある。
しかし前回は電車だったので5kgの米は持ち運ぶにはちと重く帰路苦労した記憶がある。


ハゼカケ米と言って、収穫後に田んぼに物干し台みたいなので天日干しするらしい、なので一味違うとのこと。
早速本日食したところツヤツヤ光り輝いて美味い。これなら卵1個で二杯くらいは行けそうでこちらもいずれ。
(先日北海道で土産に長芋を頂いたので、明日はマグロのブツで山掛けにでもしようかと。)

m(_ _)m

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「デビルズアワー」 シーズン2

2024-11-16 20:52:59 | テレビ番組

アマプラで「デビルズ・アワー」シーズン2が配信され、ようやく見終わった。
ちょっと悪乗りしすぎのパラレル・ワールド・ミステリになってしまった感があるが、こちらも慣れて来ていて驚かなくなっている。

〔内容〕 
謎の爆破犯による悲惨な事故を回避するために、警部補ルーシー・チェンバースは転生を繰り返す謎の男ギデオンに協力する様になる。
母親を失った世界のルーシーと失わなかった世界のルーシーが交差点で交わる様に一本に纏まり、謎の男ギデオンとともに謎の(未来の)爆発犯を追うことになり段々と周囲から浮き上る様になる。
そして自身も容疑者として警察から追われる身となり、
運命の爆発事件の日時を迎えることとなった。

個人的な感想として、この複雑な時空を超えた世界が被害者30人の爆発事故を阻止するためにあるのは少々残念、これはルーシー・チェンバーズの脳内宇宙に視聴者が付き合わされるドラマかもしれない。
この内容は哲学的と言うか新興宗教的と言うかともかく単純な世界では無い、にしても罪な終わり方で、いやでもシーズン3に期待してしまう。

しかしこの女優さんは何かに取りつかれた様な必死さが上手い。

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北海道出張‐名寄

2024-11-13 12:56:41 | お仕事
月曜から二泊三日で北海道の名寄で畜産関係の調査に同行。
午前中は大規畜産事業者の見学、午後からはPCを前に専用システムの説明をしたりして沢山の宿題をもらって終了。この地はこの稼業を始めてからの初のお客さんでまさしく原点の様な所。旧型を納めてそろそろ8年でこの旧型が気に入っていてなかなか新型を使ってもらえなかったが、いろいろとメリットの説明と機能追加を約束して何とか切り替える気になってもらった様だ。




最後の2枚は牛の餌(干し草)と人の餌(ここの牛を使ったレストランのローストビーフ丼)、これは美味かった。
しかし遠い所で、旭川までは飛行機で14:00に出て16:00前着、それから名寄のホテルについたのは19:30。東京を12:00前に出て着いたのは7時間後、半分は待ち合わせ時間。
チェックアウトして朝9:00頃の駅前風景、広々していて気持ちは良いがまるでゴーストタウンに様に静か。

あれから八年かぁ
 

北海道に行った - 権助の冒険

北海道といっても広い、ともかく広い。もともと地理は苦手な教科で方向音痴ときているから、北海道=札幌=雪祭りぐらいで、中国の人やアメリカの人たちが日本を連想するの...

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かはづ亭みなみ演芸会

2024-11-09 21:46:37 | 演芸
本日は下北沢まで「かはづ亭みなみ演芸会」に行く。
前回(8月)行った時に抽選会で本日の入場券が当たったので、それの返しといった具合。
ともかく出し物が一杯で少々くたびれた、色物も合間に少しだけだと引き立つけれどもこうも沢山の色物が出てくるとTVのバラエティ番組みたいで何とも退屈になってしまう。

ハナが弁士:坂本頼光の無声映画「ジャックと豆の木」、これは映画史の勉強をしている様なもので、こういう色物は大歓迎。
 弁士先生が語る無声映画って結構面白い、この人を追っかけるのも有り。
 「ジャックと豆の木」は1902年のエジソン社の作品らしい、良い勉強をさせてもらった。

立川談四楼師:「おそはどん
 この人の噺を以前から聞きたかったが漸く願が叶った。
やはり上手い、今月末に独演会があるらしいから行こうかな、、、、
(この人は小説も書いている「恋文横丁八祥亭」)

かはず亭みなみ:「仲村仲蔵
 前回は「死神」で大丈夫かなと思っていたら結構凄みのある噺ぶりだったが、今度のは名作「仲村仲蔵」、仲蔵の女房の語りなんかはこの人のが一番張りがあってこれは結構な噺家さん。談四楼師の外弟子らしい。
その他の演目はボンヤリと聞いていたので良く覚えていない。



しかし下北沢と言う町、初めて歩いた町で小劇場が沢山あって少々驚いたのと、やはり若者が多い所で少々場違い感を感じた。

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釣り

2024-11-04 22:12:24 | 釣り・魚

先週末のリベンジで三浦湾での沖釣り、結果は上々なれど充実感は無し。
明確な当たりがあって揚げたのは大きなキダイ1尾のみ、他は揚げたら付いてたとか、途中でもたもたしてたら食いついてたサバとかで釣ったというより釣られた気分。
でもまぁ結構なオミヤを持って帰って、これらの処分で帰宅後2時間を費やすこととなった。
天気晴朗で風無し波無しの絶好のコンディションだったので、良い一日を過ごせた。(はずだった)


そして捌いた魚たち。
(キダイの大きいのは刺身、サバは〆て、その他は塩焼きとから揚げに分けて) 
  
さて帰路の電車でスマホを見ようとしたら無い、帰宅してから家電から呼び出したら「電源がはいっていないか電波の無いところにあります」とのこと。
消去法で十中八九は海に落としたということになるだろう、いずれにしても明日は携帯の手当にショップに行かなければ。

酢に漬けて48時間後のサバ。

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「スペースボール」

2024-11-03 17:02:51 | 映画

久しぶりにメル・ブルックスのおバカ喜劇を見た。
予備知識は「スター・ウォーズ」のパロディとだけで製作年代やら監督・主演も全然知らずに日曜の昼下がりをゴロゴロとながら見。
所が突然知った顔が出てきて「メル・ブルックス」に似ているなぁとか思いながら見続けると、まごうこと無きメル・ブルックス的なおバカ喜劇で、懐かしいやら嬉しいやら。
映画の内容はともかくスター・ウォーズのパロディに他のSFのパロディシーンを織り交ぜたもので、ラストにそれが集中するといった具合で普通にダメ出し映画だとは思う。

〔内容〕
 遥か銀河系の彼方。悪しきスペールボール星のスクルーブ大統領は、薄くなってしまった星の大気を補充するため、近隣の星から大気の奪取を画策する。
そして、その標的となった星で大気の権限を持つローランド王とその娘ヴェスパ姫が誘拐されてしまう。だがある時、姫は隙をみて逃走。王は流れ者の船長ローン・スターと愛犬バーフに娘の救出を依頼する。ローン・スターたちと姫は、スペースボール星人の執拗な追跡を何とかかわし続けていくのだが…。
(出典:全洋画オンライン)

最後にはジョン・ハートとシガニー・ウィーバー似の二人が例のパロディ(お腹を突き破る)を演じたり、砂浜に突き刺さった自由の女神(風)の残骸に驚く馬に乗った猿人とか、結構楽しいんだけれども筋立てが「スター・ウォーズ」だから何ともしようが無い(残念)。
この手の喜劇では「ギャラクシー・クエスト」が最高に面白かった。


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