権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

「ターミナル・リスト」

2023-08-05 10:20:47 | テレビ番組

アマプラ配信TVシリーズ「ターミナル・リスト」、ちとドンパチが多すぎるがなかなか面白かった。
例えて言うなら「48時間」と「ランボー」と「24時間」を足して3で割った様な内容、ともかく主人公が滅茶苦茶強いのである種の安心感がある。

〔内容〕
 ネイビーシールズのジェームズ・リース少佐は、シリアで化学者カハニ殺害の特殊作戦”オーディンの剣”を実行に移すが、敵側の待ち伏せで12名の部下が殺害されて、ブーザーと二人だけで帰国する。
通信記録と記憶は食い違い、頭痛とめまいに悩まされる。ブーザーは不審な自殺を遂げ、リースは何者かに襲われて妻と娘は殺害されて容疑をかけられる。リースは陰謀を暴くため、かつての戦友でCIA局員のベン・エドワーズ、かつて命を救った元軍パイロットのリズ・ライリー、記者のケイティ・ブラニクの協力を得る。
(出典:ウィキペディア)

アマプラ配信専用のシリーズって結構イケテルのが多い「ピッカード」「シタデル」「デビルズ・アワー」等々。
制作費用も半端でないようで、ロケ撮影を多用して風景鑑賞もさせてくれる、この天気では映画館に行くのも命がけだから家で楽しめるのはありがたい。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「デビルズ・アワー」

2023-07-15 14:37:33 | テレビ番組

「デビルズ・アワー」、ゾクゾクする様な傑作ミステリードラマ。
全六話(60分/話)構成で最初の2話位まではオカルト風ホラーで迫るが、途中「セブン」の様な色合いのドラマになり、最後にすべての線が一本に纏まるというもので、結構はまる面白さだった。
〔内容〕
シングル・マザーのルーシー・チェンバーズは訳ありの息子と毎朝3:33分に覚醒することやデジャブの様な幻覚に悩まされている。
そんなルーシーの私生活は子供と自分のカウンセリングに通ったり、別れた夫とたまに再会したり、児童相談員として活躍したりとそこそこ幸せな日々をおくっていた。
そんな日々に近辺で不可解な連続殺人事件が起こり、やがてはそれに母子ともども巻き込まれることとなる。

ともかく最後までみると本当に面白いが、そこに行き着くにはかなりの忍耐を必要するので、前・後編位に要領よく編集したらもっと観易くなったと思う
。(このシリーズは全視聴者の約3割位は多分途中で挫折すると思う)
場面もくるくる過去と未来を動き回るし、その意味も第六話でようやく合点が行く次第、普通なら1話目か2話目のパイロット版でスポンサーが離れると思う様な造り。

しかし
初めて見たこのドラマの主演女優はとても良い女優でその表情の豊かさは特筆もの、それにこのドラマは拳銃が一切登場しない、その代わりに喫煙シーンはわりと多い、変わった味わいでもある。

The Devil's Hour | Official Trailer A | Prime Video


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「シタデル」

2023-06-03 09:03:10 | テレビ番組

昨晩ようやく第六話(シーズン1)最終話を見終えた。
ここ2世紀の世界は「シタデル」と言う善の組織と「マンチコア」という悪の組織が裏で暗躍して歴史を作ってきた、という陰謀スパイ劇。
制作予算はかなり潤沢な様で、巨大で精巧なセットやらスペイン、アメリカ、フランス等々の海外を又にかけてドラマが展開する。
シナリオも良く練られており飽きない様な構成、でも六話まで観たらくたびれたので「もう結構」。
「24」のシーズン3をいきなり見せられている様でくたびれるし、プロットが007シリーズみたいで「ファイアノーティス」とか「チャック」の様な面白味(くすぐり)が無い。

もはや年齢的に、この様な時間軸やら空間的な広がりに加えてドタバタ・アクション等々の展開にはついていけないのかも知れない。
ところでこのドラマの主演の女優さん”プリヤンカ・チョープラー”はインド出身らしいが、多彩な表情がとても楽しませてくれる、これだけでも一見の価値があるかも知れない。
なおこのドラマは「ルッソ兄弟」が制作・監督する超大作とのことでこの兄弟を調べたら、大好きな「ウェルカム・コリンウッド」の監督・脚本だった、これは全然作風が異なっていてこちらの方がお勧め。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「スタートレック・ピカード」が終わった

2023-04-23 08:08:57 | テレビ番組

「スタートレック・ピカード」全10話が終わった、このシリーズはこれで打ち止めになるようだ。
いろいろな物が自分の老いと並行して終わって行くのはさみしい限りだが、引き換えにインターネットで買い物が出来たり、海外TV放送の新作が視聴できたりとか、かつて10億円以上のコンピュータが立った10万円で入手出来たりとか、時代の恩恵も十分すぎる程に受けた。

このシリーズは本当に面白かった、シーズン1~3までどれもが型に嵌らずに面白い展開で最後はオールド・ファンに対する感謝すら感じた。
まぁTNX (The Next Genaration)にはそれほどの馴染みが無かったが、それでもこのシリーズ3は懐かしの”データ”が登場したりとかエンタープライズ号が時代遅れの宇宙戦艦として登場したり、連邦大統領の名前が”何とか・チェコフ”、そしてシーズン3の最終エピソードのタイトルが”The Last Genalation”とかでサービス感満載。
Star Trek: Picard Season 3 | Official Trailer | Prime Video

やはりこのテーマ音楽を聴くと何とも言えずにワクワクする。
なお”パトリック・スチュアート”と言う男優さん、初めて見た時には”ユル・ブリンナー”の焼き直しかと思ったことを大変に恥じてります、失礼いたしました。
好きな映画「陰謀のセオリー」で見事な悪役を演じていた。(この映画も25年前の古い映画になってしまった)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピカード(シーズン3)

2023-02-19 08:21:16 | テレビ番組

この16日に「ピカード・シーズン3」が始まった。
今度はのっけから宇宙船がバンバン出てきてシリーズ予算の半分位を初回に突っ込んだ様な印象すらある。
ごくまれにしかTNGを見ていなかったのでそうそう馴染みの顔は無いがこのシリーズ(と言うかスタトレの看板付きSFドラマ)は芯の通ったストーリーが金太郎飴みたいにはずれが無い。

毎週木曜に新作が配信されるそうなので当分は楽しみが続く。

Star Trek: Picard | Final Season Sneak Peek | Paramount+

過去記事(昨年5月)
過去記事(昨年3月)
過去記事(2020年2月)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「シャーロック」

2022-11-28 22:52:26 | テレビ番組

アマ・プラで「シャーロック」シリーズ4-エピ3まで、つまりは全部見終わった、面白かった。
コナンドイルを21世紀風にアレンジした内容でこじんまりとした事件解決ではなく、1970年代の「007」シリーズの様なスケール感があって、ちょっとだけ退屈した。
しかしドイルが発明した「シャーロック・ホームズ」というヒーロは頭脳明晰で性格が悪くて腕っぷしも強いという立派なヒーローで、ドラマの造り手側の立場からはいろいろとイジリ様があるみたいである。
さて、このシリーズの良いところは、3エピソード/シーズンでシリーズ4まで、つまりは12話で完結するので手軽に楽しめること。
悪い点は90分/エピソードで映画並みのてんこ盛りなので長くて少々根気がいることと、国際陰謀みたいなスケールの大きな嘘ッポいエピソードが多いこと。
(すべてが虚構の世界なんで、好みの問題かも)

これまで(約10年前まで)コナン・ドイルはSF作家(「マラコット深海」とか「ロストワールド」とか)で推理劇にはほとんど興味がなかった、ところがホームズを扱う数種の映画に接するうちに、どれをみてもスカが無いので結構好きなヒーローになっている。

映画   :「シャーロック・ホームズの冒険
TVシリーズ:「シャーロック・ホームズの冒険
映画   :「俺たちホームズ&ワトソン
TVドラマ :「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件
映画   :「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム

そもそも「ポアロ」とか「ホームズ」とかの古典推理はほとんど興味がなかったが、最近はこの古い造りの推理ドラマに妙に惹かれる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「Unforgotten:埋もれる殺意」

2022-10-10 18:37:58 | テレビ番組

この連休は「ニュートリックス」が終わり、何となく突入した「埋もれる殺意:Unforgotten」、これが面白い。
「18年目の慟哭」と「26年の沈黙」、ともに全6話構成で、内容が深いのと社会性や家族の問題等を余すとこなく見せてくれる。
最初に昔(概ね20年以上前)の死体が発見され、身元の洗い出しから犯罪捜査をチームプレイで追いかける構成ながら、当初は関係の無い4つ位のエピソードが並行進行するので物語に入り込むのが少し大変。
しかし中盤からは本当に夢中にさせてくれる、それと英国海外ミステリは「第一容疑者」「ニュートリックス」それにこのドラマの主人公と言い、ヒロインがしっかりした女優さんで、安心して観られる。


「18年目の慟哭」
道路工事現場から白骨死体が出て、それが18年前に行方不明となった少女の遺体と分かる。捜査チームは調べる内にターゲットを4組の家族が関係していると見て捜査を進めるが、、、

「26年の沈黙」
川の工事現場からトランクに詰められた死体が発見され、26年前に失跡事件にたどり着く、そして被害者の私生活や当時関わった人々の家族までが巻き込まれて、事件は複雑な様相を見せ始める。

どちらもしっかりした筋立てで2時間程度の映画に纏めたら結構なミステリ映画になると思う。
このシリーズは面白いが長丁場になるので平日の昼間が最適。それと物語に入り込むのに少々の根性が必要なので誰にでもお勧めは出来ない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ニュートリックス」シーズン11終了

2022-10-08 21:50:41 | テレビ番組

とうとう「ニュートリックス」全シリーズ終了、面白いシリーズだった。
途中(シーズン10位?)でメンバーが3名(/4名)が変更になり少々魅力が減ったが、最後の最後まで本格的ミステリーにコミカルなエピソードを絡ませた極上のエンターテイメントだった。

(オリジナル・メンバー)

やはり一番好きなキャラクターは「ブライアン・レイン」、愛妻とのこんな会話が最高。

「俺みたいな男と良く結婚してくれた」
「私もそう思うわ」と妻のエスター。
抜群の記憶力と抜群の自分勝手な性格、そしてPCオタク、アルコール依存症の治療中。

こちらが番組紹介)
過去記事へのリンク

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ニュー・トリック」英国推理ドラマ

2022-09-04 17:25:50 | テレビ番組

今度は見つけたのは英国刑事ドラマシリーズの「ニュー・トリックス」、副題を見ると意味が良くわかる。
      〜退職デカの事件簿〜
(なおこのタイトルの意味は英国の諺の"you can't teach an old dog new tricks"〔老犬に新しい技は教えられない〕、なるほど)
さて先日有料になってしまった「コールド・ケース」は見事な迷宮事件を解決するというものだが、今度のも同じ過去の迷宮事件をコースから外れたエリート女性警察官僚をリーダに退職した元老刑事3人(これが老人らしく癖が強い!)が持ち味を生かして解決するという内容。
英国ドラマらしく一見地味ながらよく練られた脚本で、毎エピソードが面白い。

 
ところで、難事件に取り組むチームが第一線を自らのミスで退いて、寄せ集め部隊を指揮して迷宮事件を解決する、というのは一つの型として確立している様な気がする。
特捜部Q」、「コールド・ケース」、「Xファイル」なんかもその型かも。

New Tricks trailer

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ナショナルキッド」古のTV番組

2022-09-01 22:31:40 | テレビ番組

何と懐かしい動画、「ナショナルキッド」。
1960年(昭和35年?)、ともかく御幼少の砌(というほど高貴では無い、むしろ対極)に実時間で観たり読んだりした記憶がある。
読んだと言うか見たのは月刊誌「ぼくら」で、画は一峰大二先生、インカ金星人の話は結構怖い思いをしたもんだった。
海底人の話では、失敗した奴は不思議な光線で消され何とヒトデになってしまうと言う恐ろしい話だった。
(ヒトデになるのは漫画の方でTVドラマでは記憶にない。)

何とも嬉しい動画配信なことです。
ちなみにこの主題歌は幼い頃の愛唱歌だった様な記憶がかすかに。
ナショナルキッド 第01話[公式]

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする