中里介山と言う人がこのタイトルの大河小説を書いて広く知られている。 読んだことは無いけれども、市川雷蔵と机龍之介(主人公)は何となく記憶に残っている。
(調べてみると市川雷蔵ではなくて大河内伝次郎、記憶違いかも知れない)
ツーリングのつもりで麓まで行ったら、チョイと散歩したくなり、グズグズと軽装で登り始める。
途中で適当に引き返そうと思っていたら、、、、、、
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結局、大菩薩峠~犀の河原~雷岩と縦走をしちまった、水も弁当も無しで。
今度はそこそこの装備を持って来ようかなどと思う位、爽快だった。(息はゼイゼイしたけれども)
さて、”峠”は時代小説のネタとして結構多く使われていて、大好きな笹沢佐保の「中山峠の地獄を見た」「見返り峠の落日」「暮坂峠を疾走」、この後あの「木枯らし紋次郎」に続く。司馬遼太郎の「峠」。
「平家物語」では倶利伽羅峠での木曽義仲の火牛の計、筒井順慶の「洞ケ峠」(今でも日和見="勝ち馬見極め"の例えで使われている)。これも広義の時代物で吉永小百合の「ああ野麦峠」なんてのもあった。