権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

光る苔

2014-04-28 23:56:35 | 日記・エッセイ・コラム

お席亭から頼りが届く、「光る苔」を撮ったそうな。
Moth_1024Moth_zoom_1024 
光前寺と言うサクラの名所。
右側ズームの明るい緑色が発光してる所みたいです。
欲を言えば暗闇にぼんやりと不気味に光るのが好みではありますが。
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さて、苔と言えば光瀬龍のSF短編に、苔に操られる人間をあつかった不気味なのがあった。
(この短編、読んだのではなくNHKのドラマで見た様な記憶がある。)
苔を愛する同好会(名前が「見苔会:みたいかい」)、これが苔に操られた集団で、この連中が徐々に人を巻き込んで行く、といった展開。(全部記憶なので少々怪しい)
さて、植物を扱ったSFって結構沢山あって、ウェルズの「きれいな蘭の花が咲く」、ウインダムの「トリフィド時代」とか、名作が目白押し。

実際の所、人間はかなり植物に操られている。
例えば蘭、自分では繁殖出来ないのに、人がせっせと何かに憑かれたかの様に繁殖させている。
例えばイネ科の米と言う植物、これなしでは人類の存続が出来ない程に上手いこと操っている。病害虫の対策も人が勝手にやってくれてる。
人の手が無ければこれほどの繁栄も無かったろう。
他にも例は沢山あるが、皆、ヒト(動物も)を何らかの手段で巧妙に操っているかの様だ。
植物の方が動物よりも圧倒的に歴史が古いから、実際の所、動物の存在は植物がコントロールしているのかも知れない。

コメント (2)
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