本日はやんごとなき事情により脳外科外来で脳ドック(MRI)を試す。
そのやんごと無き事情とは、義弟がラジオで脳外科病院の割引(先着100名のバーゲンセール)に応募して当選、そろそろアルツハイマーやら脳梗塞やらややこしい成人病が近づいているので試してみることにした。 費用は市価の3~4割らしい。
さてMRIなる装置、体を固定され耳にはヘッドフォン、頭固定用のパッド、上から「13日の金曜日」の様なお面をつけられて、オーブンじゃなかった装置の中に。キングコングが固定されてタイムトンネルに突っ込まれる様を想像すれば良い。(こちらを想像する方が難しい?)
時間は約20分、頭と体を固定されて10分位経つとなぜか鼻の頭が痒くなる、なぜかは知らぬがそういうもんなんで決まり事みたいなもんだろう。
歯医者に比べれば痛みが全然無いから極楽みたいなもんだと思っていたけれども、「暗いよ~狭いよ~怖いよ~!」の不安、特に初めてだとこれから何が起こるのだろう、何をされるのだろうという不安が大きい。
そして筒の中に頭があるときには猛烈な音(カンカン、ジージー、ギャーギャー、、、)ありとあらゆる音が鳴り響く。この不快を軽減するためにヘッドフォンを付けるらしいのだが、まったく効果が無い。 半径50cmのドラム缶に頭を突っ込んでバールでガンガン叩いたりこすったりしたような音がする、これ本当。
さて検査が終わって医師との面談、肝心の結果は「無罪放免」で血管年齢は年相応とのこと。
ともかく驚いたのは画像の鮮明さ、脳の断面映像は想定内だけれども、動脈やら静脈やらがくっきりと三次元で表示される(もちろんマウスで回転させることも上下移動も意のまま)コンピュータグラフィックスの威力をまざまざと見せつけられてビックリ。MRIで3次元座標とドット濃度のデータを集めれば、後はコンピュータで如何様にも取捨選択して表示できるのは想定していたけれども、ここまで見せられるとただ驚き。
ところでこの医師が言っていたこと、「ここまで鮮明に見えると怖くて自分のは見れない」そうな。
Time Tunnel Intro