アマ・プラで「シャーロック」シリーズ4-エピ3まで、つまりは全部見終わった、面白かった。
コナンドイルを21世紀風にアレンジした内容でこじんまりとした事件解決ではなく、1970年代の「007」シリーズの様なスケール感があって、ちょっとだけ退屈した。
しかしドイルが発明した「シャーロック・ホームズ」というヒーロは頭脳明晰で性格が悪くて腕っぷしも強いという立派なヒーローで、ドラマの造り手側の立場からはいろいろとイジリ様があるみたいである。
さて、このシリーズの良いところは、3エピソード/シーズンでシリーズ4まで、つまりは12話で完結するので手軽に楽しめること。
悪い点は90分/エピソードで映画並みのてんこ盛りなので長くて少々根気がいることと、国際陰謀みたいなスケールの大きな嘘ッポいエピソードが多いこと。
(すべてが虚構の世界なんで、好みの問題かも)
これまで(約10年前まで)コナン・ドイルはSF作家(「マラコット深海」とか「ロストワールド」とか)で推理劇にはほとんど興味がなかった、ところがホームズを扱う数種の映画に接するうちに、どれをみてもスカが無いので結構好きなヒーローになっている。
映画 :「シャーロック・ホームズの冒険」
TVシリーズ:「シャーロック・ホームズの冒険」
映画 :「俺たちホームズ&ワトソン」
TVドラマ :「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」
映画 :「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」
そもそも「ポアロ」とか「ホームズ」とかの古典推理はほとんど興味がなかったが、最近はこの古い造りの推理ドラマに妙に惹かれる。