NHK-BSで放映された「戦略大作戦」、過去レンタルビデオで見たりTV放映で見たりしたもんだが、
改めて見てもやはり面白い映画。
1960年代から1970年代前半までは面白い戦争映画が目白押しで、「史上最大の作戦」「大脱走」「バルジ大作戦」「レマゲン鉄橋」 そしてこれ。
この映画は実時間では全く知らなかったが、初めて見た時には何とタイガー戦車(実物それとも精巧なレプリカ?)が出ていて感激。
バルジ大作戦では米独の戦車戦が実写で派手に描かれていてすごい迫力ではあるが、非常に残念なことに、米軍M4シャーマンはM24に、独軍タイガーⅡ型はM47で、それぞれ代用しているのがでちょっと残念。
ところがこの映画では実物M4シャーマンとタイガーⅠ型が思う存分スクリーン内を駆け回ってくれ、タイガー重戦車は細部をじっくりと披露してくれさえする。
もうこれだけでも大満足なのだが、映画の内容も、テリー・サバラスとドナルド・サザーランドが最高で上等な娯楽映画に仕上がっている。
邦題「戦略大作戦」は、この当時なんでも「大作戦」と付けたがった世相を反映しているものと思われるが、少しセンスが無いと思う。
Kelly's Heroes | "Showdown with a Tiger"
そういえば「プライベート・ライアン」の最後のシーンでもタイガーⅠ型が無敵の戦車として登場する。
戦争映画が娯楽の王道だった古き良き時代の良き娯楽映画。
でもこの頃の戦争映画はカラッとして面白いですね。
何本かの映画を纏めて載せようかとしましたが、この映画は記事1本の価値がありました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%EF%BC%9D%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3