名画座系の二本立て映画を観ていると非常な満足感を得ることがある、昨日のがまさしくそれ。
休日朝から電車に乗って、コンビニでお昼のサンドイッチを買って映画館の朝一上映に。
「運び屋」
退役軍人のアール・ストーンはデイリリーというユリの栽培に情熱を燃やし、園芸の世界では一目置かれる存在だったが、その代償として家族をないがしろにしてしまい、90歳になろうとする今は家族との間に埋めがたい溝を抱え、孤独な日々を送っていた。やがて農園の経営も行き詰まり途方暮れるアール。そんな時、“車の運転をするだけで大金がもらえる”という仕事を紹介される。最初は荷物の中身を知らずに運んでいたアールだったが、ほどなくそれが大量のドラッグであることに気づく。それでも90歳の老人が疑われることはほとんどなく、順調に仕事をこなしていくアールだったが…。(出典:全洋画オンライン)
クリント・イーストウッドは俳優やらしても監督やらしてもたいしたもんだとシミジミ感じる作品。
この映画は見事な人間ドラマに仕上がっていて、不満があるとすればハリー・キャラハンがそのまま老いた様な役造りが拍手喝采で有り型にはまりすぎている所が不満、それだけ。
「アリー/スター誕生」
ウェイトレスとして働きながらも歌手を夢見るアリーだったが、なかなか芽が出ず自信を失いかけていた。そんな時、場末のバーで歌っていたアリーの前に、世界的ロックスターのジャクソンが現われる。彼はアリーの歌声に惚れ込み、彼女を自身のコンサートに招待する。そして、いきなり大観衆が見つめるステージにアリーを呼び込み、一緒にデュエットを披露し、観客からの喝采を浴びる。これをきっかけにアリーは一気にスターへの階段を駆け上がっていくとともに、ジャクソンとも深い愛情で結ばれていくのだったが…。(出典:全洋画オンライン)
全然予備知識無しで観たら圧倒的な音楽パフォーマンスが展開され、この手の映画の定番的ラブストリーの展開さえ我慢すれば素晴らしい映画。
後でエンドロールを観たら主演は”レディ・ガガ”(と言っても名前しか知らない)、どうりで迫力ある訳だと納得。
映画『アリー/ スター誕生』予告【HD】2018年12月21日(金)公開
劇中に挿入された楽曲で結構知ってるのがあってそれも楽しい。(取り分け’ミッドナイト・スペシャル’は良かった)
そしてこれもまた音楽を題材とした映画で外さなかった。
この二本立てはどうやら「ブラッドリー・クーパー」つながりの様だ。
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