「ロンドン警視庁 コリン・サットン事件簿」、これがまた地味でリアルな捜査物で、英国風のミステリーってのはこんなのが多い様な気がする。
45分/話で3話で一段落するから夜更かし度合いもそれほどではない。
〔内容〕
若い女性が夜の公園内で殺害され、その捜査指揮をまかされたコリン・サットンが犯人を徐々に絞り込んで行く。そしてそれは過去の未解決事件につながる連続殺人犯の仕業であることが判明し逮捕に至る。
しかしながら決定的な物的証拠に欠けるために起訴に至るまで難航することとる、、、
この主人公が地味でどこにも居そうなおっさん、何となく頑固で仕事一途な面が日本人好みで親近感が湧く。
捜査物というのは追いかける刑事の人間性やら犯人の人格やら社会情勢やらで様々なパターンのドラマ化がされているが、リアルになればなるほど地味になるようではある。
このドラマで連想したのは、黒澤明の「天国と地獄」で警察のチームが横浜の繁華街をうろつく犯人を追跡するシーン、事実はこんなものだろうと思う。
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