戦争映画の中で歌われる歌(たいていは軍歌)は結構印象に残るもので、前回紹介した「バルジ大作戦」のテーマとも言える「戦車隊の歌」は気になったので調べてみた。
まずは名曲なので、聞いてみては如何か。「bulge_th.mp3」をダウンロード
さらに感動的なシーンをみるならここ。 しかしロバート・ショーは本当にかっこいい。
この歌は1930年頃作られて現在のドイツ軍でも歌われているとのこと。で、世界的に有名になったのはこの映画(1964年)がきっかけにらしい。
ドイツ語が分かればじっくりとかみ締めるのも良いでしょう。
1. 嵐の日も雪の日も、 太陽 我らを照らす日も、 炎熱の真昼も 極寒の夜半も 顔が埃に塗れようと、 我らが心は快活ぞ。 我らが心は快活ぞ。 戦車は轟然と 暴風の中へ驀進す。 |
1. Ob's stürmt oder schneit, Ob die Sonne uns lacht, Der Tag glühend heiß Oder eiskalt die Nacht. Bestaubt sind die Gesichter, Doch froh ist unser Sinn, Ist unser Sinn; Es braust unser Panzer Im Sturmwind dahin. |
2. 機関は吼えて 疾風迅雷と進み、 敵の砲火も 鋼の装甲で防げ。 我等は友軍の先駆、 支援はなくも戦うなり。 支援はなくも戦うなり。 斯くの如く我らは 敵陣深く突き進む。 |
2. Mit donnernden Motoren, Geschwind wie der Blitz, Dem Feinde entgegen, Im Panzer geschützt. Voraus den Kameraden, Im Kampf steh'n wir allein, Steh'n wir allein, So stoßen wir tief In die feindlichen Reihn. |
3. 敵の軍勢の 眼前に現われなば 全速力もて 向かい討たん! 我らが陸軍の為 この身命なにものぞ。 然り、この身命なにものぞ。 ドイツの為に散る、 そは至上の栄誉なり。 |
3. Wenn vor uns ein feindliches Heer dann erscheint, Wird Vollgas gegeben Und ran an den Feind! Was gilt denn unser Leben Für unsres Reiches Heer? Ja Reiches Heer? Für Deutschland zu sterben Ist uns höchste Ehr. |
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