権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

沖釣り

2025-02-16 08:14:02 | 釣り・魚

この土曜はいつもの三人で三浦半島で沖釣り、実は昨年末から荒天続きやら都合の問題とかで順延順延になってこの日。
さて、当方の第一投(水深100m)で凄い魚信があって舟中の期待を一身に背負って揚げてきて、さぁ取り込みの段となり見事にバラした。
と言えば恰好良いが、事実は天秤と仕掛けを接続するスナップがきっちりとはまって無かった様で、仕掛け丸ごと引き連れて姿を見せること無く去っていった。かなりの初歩的なミスで恥ずかしいやら悔しいやら囃し立てられるやら。
さてそんな調子で始まったものの、その後はばったり魚信がなくなり、結果はサンザン。
なにより外道の小物がほとんど無くて、当方で釣り上げたのは小型のアマダイ一尾と深場から引き上げたらついていたカサゴ一尾、最終的にはそれなりにオミヤを頂いたものの何とも情けない釣行になってしまった。


最後の画像は兄さんが釣り上げた40㎝超の大アマダイ、見事。
本当に魚信の少ない一日だったが、そこはこの好天での洋上でのひと時は素晴らしいものだった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「オーダー」

2025-02-14 17:56:41 | 映画

アマプラでブラっと見た「オーダー」、これがなかなか面白かった。
「セブン」を超えるかとの期待もあったが、それほどの出来ではないが、壮年になったジュード・ロウがなかなか魅力的で、これだけでも良かったと思う。

〔内容〕
オレゴンの田舎(多分)に赴任したFBI捜査官が、失踪事件から殺人事件に遭遇し、現地警察の協力を得て捜査を担当することになる。その過程で、現地で勢力を張るネオナチ組織とその分派に焦点を絞って行き、分派活動の若いリーダが主犯であることを突き止める。
その分派活動は"The Order"という名前で、銀行襲撃等で得た潤沢な資金で大掛かりなテロを企てていた。FBIの捜査網が狭まる中で、オーダーとの対決が進行して行く、、、、

前半は「セブン」を彷彿させる不気味さみたいなものが漂うが、後半はFBIが「オーダー」を追い詰めてゆくアクション・シーンがやたら多く、ここら辺が少々不満。
ところがそれを補って余りある位に主演のジュード・ロウが見事で、ついつい引き込まれてしまった。
この映画は本邦では劇場公開は無くアマプラでの配信のみらしい。


ジュード・ロウは超のつくイケ面俳優だったが、見事に化けてくれた。
印象に残った映画は「ロード・トゥ・パーテション」「スターリングラード」「シャーロック・ホームズ」等々。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅にウグイスならぬメジロ

2025-02-09 15:31:05 | 日記・エッセイ・コラム

最近あらためて知った「東風ふかば匂い起こせよ梅の花、主なくとも春を忘るな」と言う道真公の歌、これがユーチューブ界隈でちょっと話題になった。
それはさておき、向かいの家の梅がほぼ満開で、こんな所でもメジロが居る。
「梅にウグイス」とは花札の世界のことで、現実世界の梅にはメジロそしてこの鳥の色をウグイス色と言うらしい。
実際ウグイスはホーホケキョの鳴き声以外はさして美しいトリとは言えず、梅には必ずといっていい程メジロが止まる。
さて、久々に150mmの望遠をつけてメジロを撮影してみた。



野鳥の撮影というのは準備周到にして根気よくチャンスを狙うという誠に難しいもので、この写真は適当にシャッターを切ってトリミングしたもの。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「おんどりの鳴く前に」

2025-02-09 00:17:25 | 映画

本日はチョット気になったマイナーな映画「おんどりの鳴く前に」を鑑賞。
ルーマニアののどかな美しい風景を舞台にしたルーマニアの映画、でも内容は殺人事件を扱ったミステリ。

〔内容〕
 ルーマニアの静かな村で警察官をしているイリエの夢は果樹園の経営しながら穏やかな余生を送ること。そんなある日、平和なはずの村で惨殺死体が発見される。しかし平穏に暮らしていきたいだけのイリエは真相究明に後ろ向きで、若い部下が捜査に意欲を見せると、それを咎めようとする始末。しかしそんな時にイリエの部下が誰かに暴行を受けて重症を負うことになり、それをきっかけに自ら事件の真相に迫る様になる。が、そんなイリエの前に、次々と村の不都合な真実があぶり出されていくのだったが…。

この映画は怠惰な村の警察官を主人公にして、着任したばかりのヤル気まんまんのクリストファー・リーブ似のイケメン警察官との対比が見事で、カメラものどかで美しい風景と生臭い事件の対比をとらえていてこれも見事。
残念なのは結末、時間の経過とともに段々と盛り上がるが、最後はハリウッド映画の娯楽的結末に慣れた身としては少々芸術的過ぎて、、、


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「恋人たちの予感」

2025-02-01 21:43:07 | お仕事

先日師匠と夜会をした時に紹介された「恋人たちの予感」と言う映画、本日鑑賞。
喜劇との触れ込みで観てみたらコメディタッチのラブ・ストーリで、最後までみたらとても面白い画だった。
(前半は少しダルイ)
何よりもメグ・ライアンとビリー・クリスタルの二人の上手い演技、そして洒落た会話(これがコメディタッチで結構笑える)、良く出来た映画の見本の様な作品。
さてこれの原題は「ハリーがサリーに会う時」(直訳)、これが「恋人たちの予感」となるのは如何なものか、相応しい邦題をつけるとしたら「ハリーの災難」と、これはかぶるから「ハリーとサリー」かな。

〔内容〕
 初対面で最悪の印象を互いに持った二人が、5年の間をおいて都合3回の出会いをし、“男女の間に友情は成立するか”という命題に苦悩しつつも行くとこまで行ってしまう。それでも友人関係でいようと決心する二人の行く手に、、、、


なおこのタイトルでは勧められない限り観ることが無い映画、と言う意味でも良い映画を観た。
これまでビリー・クリスタルの映画はあまり観ていないが、この先少し掘ってみようかと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「リターン・トゥ・リーズン」

2025-01-28 07:48:09 | 映画

最初と最後はしっかり観たが、中は気持ち良く寝落ちしていた様な気がする。
ジム・ジャームッシュの名に魅かれて観たが少々難しすぎた、短編4編のオムニバス形式ながら前衛的な動画(1926年制作?)にジャズ音楽を付けた様な内容で、一応のストーリは存在するがその解釈は観客まかせ。
映画館は20人以下の観客だった様だがそれも納得で、終わった後は全員の頭の上に?マークが付いていた。

ジム・ジャームッシュの映画はともかく面白くて好きだが、これは彼が係わっただけの作品で当方には少々難しすぎた。
なおこの人の映画で最近観た傑作はこれ。

 

映画 コーヒー&シガレッツ (2003) - allcinema

 インディペンデントの雄、ジム・ジャームッシュ監督が“コーヒー”と“タバコ”をめぐる11のエピソードを綴った珠玉の短編集。ロベルト・ベニーニ、ケイト・ブランシェット、...

allcinema

 

 

 

映画『RETURN TO REASON/リターン・トゥ・リーズン』オフィシャルサイト

20世紀を代表する芸術家マン・レイ×ジム・ジャームッシュ監督 時代を超えた奇跡のコラボレーション

映画『RETURN TO REASON/リターン・トゥ・リーズン』オフィシャルサイト

 

「RETURN TO REASON/リターン・トゥ・リーズン」 予告編



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

焼き鳥屋の落語会

2025-01-18 23:01:48 | 演芸

本日は事務所のシン理事長から紹介された焼き鳥屋での落語会に参加、噺も、終わった後の焼き鳥コースの飲み放題の懇親会も良かった。
今日位TVの演芸よりもナマが素晴らしいと思ったことは無い、狭い所だったがいじられる事も無く噺と焼き鳥とポン酒を堪能した。
(下戸なので少しずつ味見をしたが、どれも旨い、こんなのを浴びる程飲める人がただただうらやましい)
こんな噺家さん
 
噺は、
前座:さんゆうていゆうか(参遊亭優香??)
  「トリトテチン」;聞く方の緊張感を上手い事ほぐしてくれました。
  この噺家さんも上手くなる過程を楽しませんてもらえそうだ、面白かった。

参遊亭遊助「宮戸川」
    この噺は結構色っぽいのと、下げが演者により様々なところが面白い。
    なお今回の下げは「この後は懇親会でじっくりと、m(_ _)m」

参遊亭遊助(2演目)「転宅」
              間抜けな泥棒と粋で気風の良いお妾さんとの絡みが見所で、場所に合わせたクスグリとか大分楽しませてもらった。

この参遊亭遊助さんと言う噺家さんは錚々たる経歴の持ち主で、それとは関係無く上品な語り口が聞いていてとても心地良い。
こんな芸はTVなんかではとても味わえない。
さて料理の方は、以下の通り。


上記以外にも食べきれないくらいの串焼きが出されたがギブアップ。
最後の画像は今回ご提供のかなり珍しいポン酒たち。 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やすらぎ寄席

2025-01-16 23:33:31 | 演芸

本日は真福寺での落語会、残念なことにとう立川ぜん馬師匠の訃報に接した、一昨年の暮れのこの席で「芝浜」を堪能させていただいた、合掌。
さて本日はそんな中で始まったが、湿ったことは無くてなかなか楽しいひと時を過ごした。

前座;立川談声(女流落語家でダンセイという名前が洒落ている)
   初天神、なかなか面白かった、この前座さんは結構楽しみな存在。
立川志遊師;「豆屋」
   落語で良くある行商人の噺、カボチャ、うどん、そば、そして豆。
   この噺は時間調整の役割があるらしく、次の雲水師が結構な大ネタだったので納得。
立川雲水師;「けんげしゃ茶屋
  先月の独演会で初めて聞いたが同じ人の同じ噺をまた聞いたが、太鼓持ちがでたり言葉遊び
  沢山あったり、旦那の悪戯癖とか聞き所が結構有って、2回目ながらの楽しみがあった。
立川談幸師;「富九」
  太鼓持ちの久蔵が仕事でしくじり借金を抱えてなけなしの金で富くじを買う。
  ある時になじみの客の家が火事になり、手伝いに駆けつけて旦那の許しを得るが、
  今度は自分の家が火事に跡形もなくなってしまうが、、、、
  この師匠の語り口と酒を飲むしぐさは何とも上品で上手い、本当に飲みたくなってしまう。

そして本日の景品はこれ↓
(今日のクジは商品12個で客が15人、で雲水師が3個増やして15個の景品を
 15人の客で分け合う分配会になった)

なおこの土曜も落語会に誘われていて、これは焼き鳥屋のお座敷落語会みたい。
そして今となっては以前(昨年の2月)頂いたこの手ぬぐいも結構な宝物になってしまった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「バグダッド・カフェ」@映画館

2025-01-10 22:37:35 | 映画

約10年前にNHK-BS3で放映していたのをたまたま観て、凄い得した気分になった「バグダッド・カフェ」。
今回映画館に掛かったので喜び勇んで観にいったら、それが以前の時よりも印象が悪い、でも最後まで行くとやはり良い映画だと感心した次第。
(最初は映画館なので気負い過ぎたのかもしれないのと、前半はテンポが悪いから。)

〔内容〕
 アメリカの片田舎の砂漠にあるさびれたカフェ&モーテル“バグダッド・カフェ”を、経営者夫婦は喧嘩別れし、ドイツ人の旅行者夫婦も喧嘩別れしドイツ女ジャスミンが一人砂漠のモーテルを訪れる所からこの物語は始まる。モーテルやらコンテナ・ハウスに暮らす奇妙な隣人たちと、いがみ合っているバグダッド・カフェ経営者家族、そんな所にぶらっと来たドイツ女のヤスミンは最初は孤独な存在だったが、やがては皆の接着剤の様な存在となり、モーテル経営者ブレンダとも通じ合うようになる。そして段々とバグダッド・カフェに人々が集まる様になっていくが、、、、。


このヤスミンと言う小太りのドイツ女さんのキャラが何とも言えないが、トップレス・ヌードを晒すのもこれまた何とも言えないし、そしてヤスミンに密かに恋する初老の男(ジャック・パランス)が良い味をだしてる。そしてこの映画は女性の友情を上手い事描いていて、最後のワンカットがそれを見事に表現している、このラストは大好き。
なおヤスミン役の女優さんは「ある一生」に出ていた(データを観て気が付いた)、それにブレンダを演じる女優CCH・パウンダーは米国TVドラマで良く見かけた。
この映画は最初のテンポの悪さを我慢出来れば、すごく良い映画だと思う。

 

映画「バグダッド・カフェ」 - 権助の冒険

何とも不思議な映画「バグダッド・カフェ」、これと言った取柄が無いんだけれども、見終わった後にこんな気持ちの良いのも久しぶり。西ドイツ製の映画で舞台はアメリカの砂...

goo blog

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「パルプ・フィクション」@映画館

2025-01-05 08:45:32 | 映画

パルプ・フィクション」、昔レンタル・ビデオで観た時は「なんじゃこりゃ~」と言う印象しかなかったが、あらためて観たらこれが結構な面白さ。(昔観た時の動機はB・ウィルス出演)
子悪党やら大悪党やらのそれぞれのエピソードを寸切りにして、最後にまとめ上げてぶっ飛んだ映画にしている。
そして各エピソードが洒落た会話と落ちで纏まっている、「レザボア・ドック」とか比較的最近観た「ヘイトフル・エイト」ほどは時制をいじってはいないが、ともかくぶっ飛んでいる作品で”バイオレンス・アクションと言うよりは”クライム・コメディ”と言うべき内容。

〔内容〕
強盗の計画を立てているカップルを導入部に、盗まれたトランクを取り戻そうとする二人組のギャング、ビンセントとジュールス。ボスの情婦と一晩のデートをするハメになるビンセント。ボクシングの八百長試合で金を受け取るボクサーのブッチ。誤って人を殺し血塗れになった車の処理に右往左往するビンセントとジュールス。ギャングのボス、マーセルスを軸としたこれらの物語がラストに向けて収束していく。
(出展:全洋画オンライン)

ユマ・サーマンとジョン・トラボルタが舞台でツイスト・ダンスのシーンが圧巻、まるで”土曜の夜の熱気”を彷彿させる。
Q・タラ監督の常連役者たちの絡みあいも見事、往復2時間の苦労が吹っ飛ぶ様な映画だった。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする