寒晒し粗挽き蕎麦

昨日は星野ファミリーが夜来てくれた。
一緒になってビールとワインを飲んだ。
南アフリカのパンゴリンシャルドネが琥珀色をした白ワインだったとは知らなかった。
自分ですべてテイストするわけでもないのでしょうがない部分もあるが、お客さんに一回も勧めなかったので、当然自分での飲まなかったからしょうがないけど、でも今回飲んでみて当たり。
端麗なシャルドネを想像してたのに、ところ変わればである。
星野さんに味醂みたいな白ワインと言ってまたヒンシュクを買いそうな間を作ってしまった。
夜降って昼間晴れればいいのにと書いたら、その通りになってしまった。
酔いつぶれて店で寝ていたら、トタン屋根を滑り落ちる雪の音が聞こえた。
五時頃起きて見るとかなり積もってた。
消雪ポンプのスイッチを入れ米を研いだ。
6時に電話があり聞くと、今回最高の人数。
また駐車場の除雪。
どうも右足がしびれるのは除雪をしてからみたいだと思いながらコンビニから出てくると、小出の梅野屋さんの社長さんとばったり会い、同じ症状で通院してると言われ、早く医者に行った方が良いと言われた。
帰りにまた店に寄ってくれて蕎麦を注文してくれた。
暇なので前に出した粗挽きの蕎麦を出す事にして、一人分だけ粗く挽いた。
大盛りにして出したら、蕎麦の香りと甘みが凄いと喜んでくれた。
零度以下になる場所に蕎麦の実を晒して、蕎麦が甘みを増すようにした寒晒しだ。
今度雪の上で屋根を掛け晒そうと思う。
冬の時期しか味わえない蕎麦の味。
一回で挽いたから大きな粒も甘皮もそのまま麺に見え、少しざらつくが最高の味がする。


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