ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

考える習慣を徹底するトヨタの新人研修

2006-06-21 20:18:02 | しごと
 前から噂には聞いていたが、ウェブ上にレポートが載っていたので興味深く読んだ。

1カ月半で基本思想と共通言語をたたき込む、これがトヨタの新人研修だ!
日経情報ストラテジー 川又 英紀

 問題解決の基本思想と共通言語を入社1ヶ月半で叩き込むのがトヨタの強さにつながっていると思う。

 会社のカラーはあまり好きじゃない。だが、社会人向けビジネススクールでトヨタの社員と接したことがあるのだが、やはり問題解決の思考力は際だっていた。

 何をどう考えるかを徹底して教育する……うーん、当社では新入社員のレベルではできていないことだ。改善の余地があるなぁ……。

"ソフト系リーダーシップ"

2006-06-21 20:14:30 | 時事
 『人材マネジメント革命』など人事系に強いコンサルタントから慶応大学教授になった高橋俊介さんのインタビュー。

Working Woman キャリアセレブ塾 男たちのホンネ 
女性の強み、“ソフト系リーダーシップ”を活用せよ
高橋俊介さんに聞く、今後求められるリーダーの姿(前編)


「『ハード系リーダーシップ』とは、ビジョンを作り、それを皆に伝え、鼓舞したり勇気づけ、引っ張っていくイメージです。“戦国武将に学ぶリーダーシップ”という感じですね。これに比べ『ソフト系リーダーシップ』は、相手の気持ちを察して、それに対して積極的に影響を与えていくというものです」。これまで日本社会を支えてきたのは、「ハード系リーダーシップ」だと高橋さんは指摘する。「正社員の男性ばかりで、年功序列、終身雇用というピラミッド型組織では、上下関係がはっきりしている。リーダーは、相手の気持ちを思いやらなくても(上下関係に従って)『こっちだ!』と言えば、基本的に部下はついてくる。部下としても、長く会社のお世話になるわけですから、上司の言うことを聞いた方が得なわけです」

 このような組織の中では、管理職には「ハード系リーダーシップ」さえあればいい。序列という組織的背景があるから、これ以外に特別な能力がなくてもリーダーが務まるのだ。「これは、“日本的男社会”の中で素晴らしくうまく考えられたシステムです。能力要件が少なくとも、リーダーシップが発揮できる。しかしその一方で、『ソフト系リーダーシップ』はスポイルされてきたのです」と高橋さんは言う。

 ところがここ10年ほど、「ソフト系リーダーシップ」が注目されている、と高橋さんは指摘する。理由は、組織の環境が変わってきたため。上下関係だけで仕事を進めるのではなく、横のつながりを重視する「プロジェクト型」になってきているのだ。例えば半年間のプロジェクトで、職種や部門の違うスタッフが一時的に一緒に仕事する場合がある。「このような時、同じ社内でも『あなたはこのプロジェクトのチームリーダーだが、私の上司ではない。今後、何年間も一緒にいるわけではない』という状況が出てくる。そうなると、これまでのやり方では相手が言うことを聞かなくなってくるんです」と高橋さんは言う。このように、相手に対して命令権限がない場合に、自分の思いを伝え言うことを聞いてもらうには、「ソフト系リーダーシップ」が奏功する、というわけだ。


 序列で仕事をする、ということはポジションパワーで仕事をすると言い換えてもいいですね。

人材コンサルティング会社のキャリパージャパンの調査によれば、企業の役員の男性と女性を比較した場合、女性の方が「ソフト系リーダーシップ」が強い、という結果が出たという。「『ソフト系リーダーシップ』があるというのは、人間関係の調整などの“ドライブ”が強いということ。相手とうまくやっていくという社交性は、明らかに女性リーダーの方が強い。女性リーダーは、『ソフト系リーダーシップ』を男性以上に活用しているということです」と高橋さん。これが冒頭で触れた、リーダーシップにおける男女差ということになる。


 ソフト系リーダーシップの描写を読んでいて思い浮かべるのは私のスタッフの女性。彼女は30代半ばだが、相手が部門長だろうと部長だろうとあまり臆することなく、構えることなく、柔らかくクライアント部門と接して彼らの仕事上での課題や悩みを聞き出し、人を巻き込んで問題解決のプロセスをつくるのが抜群に上手い。ガンガン前に出て行くタイプではないけど、問題解決のお手伝いをしながら着実に信用を築いている。

 そういうしなやかなリーダーシップを発揮できる人が、もっと欲しい(贅沢か?)。




奇跡を願うよりも

2006-06-20 20:48:47 | 趣味
 どこかの夕刊紙だったか、ブラジルが二軍を投入するという見通しに「吉報」という見出しをつけていたのが目についた。

 ふざけんな、と、思った。二軍を投入されて、よしんば勝ったとして、嬉しいものだろうか。

 むしろ私はぼろ負けでもブラジルが手加減なしにやってくれることを望みたい。なぜならば、これがワールドカップだから。国際親善試合でなくて、ナショナルチームが威信をかけて全力で戦う真剣勝負の舞台で修羅場を経験する機会は、ワールドカップの舞台を措いて他にはない。

 韓国が今大会で善戦しているのも、日本より早くワールドカップの舞台に出て、何度も予選リーグ敗退の経験を積んでいるからだ。世界のトップレベルとの差、試合運びの駆け引き、そういった蓄積が長い時間をかけて今結実しているのだと思っている。

 まずは、日本がブラジルを本気にさせる試合運びをすることだ。そのために日本代表の面々には残った力を振り絞って欲しい。

動画配信の流行とブロードバンド通信の危うい関係

2006-06-20 12:44:17 | 時事
日経ビジネスオンライン 「時流超流」
蛯谷 敏
ブロードバンド大国に死角
GyaO人気が露呈する脆弱な通信インフラ

光ファイバー、ADSL(非対称デジタル加入者線)に代表されるインターネットを利用したブロードバンド(高速大容量)サービス。国内の契約数は今年3月末で2330万契約に達し、世帯普及率では4割を超えた。最新のニュースはポータル(玄関)サイトで見、目的地は経路探索サイトで調べる。ホテルの予約や株取引も自由自在。映画やニュース番組などの動画もネット経由で見られるようになり、日本人のライフスタイルを一変させた。

 ところが、急速に普及するブロードバンドサービスの裏で、その根幹を揺るがしかねない問題が浮上した。通信インフラの脆弱性――。短期間のうちに利用者や、大容量の動画などを配信する会社が急増する一方で、一部のプロバイダー(接続業者)の設備能力が追いつかなくなってきたのだ。

 脆弱なインフラは、利用者にとってブロードバンドサービスの根本を突き崩しかねない危険をはらんでいる。どれだけ加入者が増え、情報配信会社が番組を用意しても、双方を結ぶプロバイダーのインフラがボトルネックになれば、利用者はサービスを十分享受できない。

 「せっかくブロードバンドサービスに加入したのに、動画配信はコマ切れだし、ホテルは予約できず、株取引では大損した」――。インフラがパンクすれば、こうした深刻な事態を引き起こしかねないし、既に被害は一部で見られる。


 先日、会員登録が1,000万人を超えたというメールが「GyaO(ギャオ)」から来たっけなぁ。私も、テレビがつまらない日などにアクセスして番組を見ることがある。

 コンテンツ配信会社がサービスを提供する場合には、1次プロバイダーから2次プロバイダーを経由して契約者に届けられる。この際、コンテンツ配信会社は1次プロバイダーには接続料や設備使用料を支払うが、直接接続していない2次プロバイダーには料金を通常支払わない。

 ここで問題は、1次プロバイダーと2次プロバイダーは多くの場合、無償で接続している点。これは「互いのプロバイダーでやり取りする通信量は同じ」という従来の発想からくる。中には、規模の大きい1次プロバイダーに設備を借りる立場の2次プロバイダーが接続料を支払う場合はあるが、その逆はない。

 だが、動画配信では、1次プロバイダーから2次プロバイダーに流れるデータの方が圧倒的に多い。無償で接続していては、2次プロバイダーは設備負担が難しくなってしまったのだ。

 こうした事情を憂慮した2次プロバイダーは、ついに追加的なコスト負担をコンテンツ会社に求め始めた。

 ここでプロバイダー業界の槍玉に挙がったのが、USENのGyaO。加入者が無料で動画配信を受けられ、広告収入で事業を成り立たせるビジネスモデルは今、そのインフラを支える事業者の怨嗟の的になってしまった。

 もちろん、こうした非難をUSEN側がすんなり受け入れる様子はない。「設備の使用料は1次プロバイダーに支払っている」(USENの石川和男グループ事業調整室室長)と、これ以上の負担受け入れは不要と主張する。


 新たなビジネスモデルの登場によって不利益を蒙る旧ビジネスモデルの一部関係者、という構図だなぁ。

繰り言だけど……ゴン中山タイプのFWが欲しかった

2006-06-19 22:32:05 | 趣味
 ロートル世代の繰り言なのだが、つくづく、オーストラリア戦とかクロアチア戦を振り返ってみて、今の日本代表にゴン中山がいたら、と思ってしまった。

 技術の巧拙はともかく、最後まであきらめずにファイトするゴン中山と「きーちゃん」こと北沢豪は、「ドーハの悲劇」をリアルタイムで味わったサッカーファンとしては、今の日本代表にない泥臭いファイターだったと思う。あとひとり名を挙げるなら、「野人」岡野も同じタイプだった。

 私は基本的に技術的に洗練されていて戦術眼に優れたプレイヤーが好きなのだが、押し込まれた時に「何かやってくれるんじゃないか」という期待を持たせてくれるのは、得てして私が普段は好きではない泥臭いファイターなのだ。

 今の代表のプレイヤーについては余り知らないので大層なことは言えないが、少なくともオーストラリア戦とクロアチア戦におけるフォワード陣に、ゴン中山のように逆境でも食い下がって得点を狙うハングリー精神が感じられなかった。

 ハングリーにゴールを求める泥臭いファイターが欲しい……。

☆★☆★

6/20追記。

 小松成美の「ジーコ・ジャパン 評決のとき」最新記事に登場してくるフランス人ジャーナリストのコメントが、とても共感できた。

第4回
戦いの地で聞いた「2010年への忠告」


「日本代表は、ワールドカップに出場する力をつけた。アジアではチャンピオンになる実力を持ったわけだ。しかし、残念ながら、ワールドカップに出場する32か国のうち突出した力を持っているわけではない。まさにアベレージ(平均値)のチームだよ」
 32チームのうち、16チームは予選敗退する。日本代表は、「現時点ではその16チームのうちのひとつ」なのだ、と彼は言う。
「予選3試合のうち、1勝はできる可能性はあった。けれど、予選で勝ち点6以上を上げ、決勝トーナメントで勝ちあがっていくことは、アベレージの力では不可能なんだ。強いチームには個性がある。その個性が日本には見られない」
 個性とはすなわち、その国のサッカーを体現していくものの形だ。イングランドにはベッカムやルーニーが、ブラジルにはロナウジーニョやカカが、アルゼンチンにはクレスポやリケルメやメッシが、ポルトガルにはフィーゴやクリスチアーナ・ロナウドがいる。勝つために必要なプレーを究極の状況で披露する選手がいる。マシュノーは「今回の日本にはその選手が見当たらない」と呟いた。
「中田英寿のリーダーシップや際立ったキャラクターは、もちろん欧州でも広く知られているよ。だがこのチームでは、彼の個性を殺されているように見える。彼のゴールへの執念が、空回りして見えるのはなぜかな。しかし、これは日本だけの問題ではない。私の国、フランスでも同じ問題が起きている。ジダンが引退したら、フランスのサッカーは『らしさ』を失うだろう。彼が15年以上にわたって作り上げたフランスサッカーを踏襲する者は、今は皆無だよ」

 1993年10月、カタールのドーハで行われたアジア地区最終予選を取材して以来、日本サッカーに興味を持ったマシュノーは、創成期のJリーグや2002年日韓大会もリポートしている。欧州に移籍した日本人選手もつぶさに取材している彼が、日本の“最大の問題点”にも言及した。
「日本にもっとも必要な『個性』は、ゴールを奪う選手だね。サッカーは、どんなに守っても、99%は勝つことができないゲームだよ。攻めて攻めて攻めることが、戦いのすべてなんだ。誤解を恐れずに言えば、守備はサッカーにおいて二次的な要素だね。極端なことを言うが、素晴らしいゴールキーパーが一人いれば『守る』ことはできるだろう」
 日本は攻めて攻めて攻め抜けるフォワードを育てなければならない。そうしなければ、アベレージのチームであることから決して抜け出せない。彼は、そう断言する。
「調子が悪い、選手のコンディションが万全でない。そう言われても、なぜブラジルが強さを発揮できるか分かるかな。それは、わずか5秒で事態を逆転する攻撃者がいるからだよ。ロナウジーニョやアドリアーノ、カカ、ロベルト・カルロス、不調だと言われるロナウドでさえ、5秒もあれば形成を逆転し、ゴールを決め、チームに勝利を導くことができる」
 決定力の絶対的な不足―――。その事実が、ワールドカップドイツ大会でも日本代表に重くのしかかっていた。


 今大会における日本代表の力を「平均的」というのはかなり無理に持ち上げてくれている感があるが、「予選3試合のうち、1勝はできる可能性はあった」というのは至極まっとうな評価だと思う。

 最終戦ももちろん応援する。でも、マスコミが「奇跡」の可能性を煽り、吹く可能性の少ない「神風」に頼って期待を膨らませてしまう持ち上げ方が嫌だ。

 最有力な優勝候補に挙がっていながら調子の出ていないブラジルチームに、日本との試合を手抜きの消化試合扱いするほどの余裕はないと思う。しかし、決勝ラウンドを見据えた調整のために使うことは明白だ。一方、優勝候補の名にかけて、格下の日本に対して勝負を落とすつもりはないだろう。

 そういう現実に立った上での冷静な勝負を日本代表に期待したい。それが、修羅場で経験を積む意味になると思う。

テンプレ変更

2006-06-19 13:11:32 | Weblog
 サッカー関係のテンプレートが新たに増えたので、乗り換えました。

 前回のサッカーテンプレは白い文字が芝生のバックに紛れて読みにくかったので、イライラしかけていたところでした。

 どういう基準で国旗を選択したのか気になるなぁ。日本はともかく、後は優勝候補の国って感じ(ドイツ、イングランド、ブラジル、フランス、イタリア)だが、なぜオランダやスペインやアルゼンチンが入ってこないのかと論議になりそう(苦笑)。

☆★☆★

訂正。イタリア国旗がない、そしてアルゼンチン国旗が入っていた……うーん、イタリアファンとしては悔しい。

スコアレス・ドロー

2006-06-19 00:07:32 | 趣味
 満を持して応援するつもりだったのに、昨日からの風邪でちょっと熱があった上に、下半身の疲れを癒そうとして腰に温感パッドを当てていたら、うたた寝してしまった……気づいたら前半33分を過ぎていた(汗)。

 その間に、川口がPKを防いでいた……すげー。

 最終的にはスコアレスドロー。中田は勝てた試合だと言うが、何度も危なかったなぁ……何度も冷や冷やした。その中での、この結果。しのぎきったという印象。

 ブラジルがオーストラリア戦の結果次第では決勝リーグの組み合わせを考えて手を抜くことも考えられるのだが、そこは考えないことにしよう……宮本がイエローカード2枚でブラジル戦には出られないのは痛い。

クロアチア戦、キックオフ3時間前

2006-06-18 19:15:17 | 趣味
 最初から全然楽観視していなかったF組での組み合わせだが、終盤10分で3失点してしまったオーストラリア戦から気持ちの切り替えをして、勝ちに行って欲しい。

 日本代表に足りないと思う「国際試合でのしたたかさ」を身につけるには、こういう試合を通じてしか得られないと思う。特にヨーロッパでのクラブチーム経験が長い中田・中村に期待する。

 頑張れニッポン!

発熱しつつ、無事に講師業を終える

2006-06-17 23:30:26 | 日常
 昨日、冷房をかけてワールドカップ中継を見ながらうとうとしてしまったのがいけなかったらしく、今朝起きたら微熱気味。身体がだるくて、計ってみたら37度1分。あちゃー……。

 とはいえ、今日は講師業。講師業は当日キャンセルが利かない。過去にも、風邪で38度台の熱を出しながらこなしたことがある……何とか気力で乗り切るしかない。

 そして、体力的に追いつめられた不調の時の方が、鋭いディスカッションのリードができたりしてしまう(汗)……今回はそれほどでもないが、それでも体調万全の時と比べて遜色のない程度に収められた。ほっ。

 反省。スタッフがいる本業の方はともかく、替えが利かない講師業は、やはり体調管理に注意しよう……。

『機能不全家族』西尾和美

2006-06-15 21:09:52 | 読書
『機能不全家族』西尾和美(講談社)単行本版
『機能不全家族』西尾和美(講談社)+α文庫版 いずれもリンク先はamazon.co.jp

なんと日本の家族の80%が機能不全!!何が原因なのか斎藤勇氏(家族機能研究所代表)が絶賛!!
「子どもとの間違ったコミュニケーションが、家族を不幸にしている。違っていたら、やり直せばいい。人生に、家族に、遅すぎることはない」

私は長いあいだ、アメリカと日本で何千人という人たちの精神療法にたずさわってきました。(中略)カウンセリングをしながら、いつも思うのは、なんとかこのように心に傷がついて後遺症が残ることを防げないだろうか、ということでした。(中略)
そこで、私のところへ相談に来る人たちに、自分が育った家族で、どういうことが傷つき体験になり、どういうことが自分の人間形成に役に立ったかをインタビューしつづけてきました。
それをもとに、機能する家族とはどんな家族か、そういう家族を築くにはどうしたらいいかを考えることにしたのです。そうした中で、浮かび上がってきたのが、父親業、母親業の「仕方」なのです。──「まえがき」より抜粋


 腰帯の惹句と「まえがき」引用より。

 読んでいて、何度も苦しくなった。私自身も機能不全家族で育ったから、フラッシュバックを経験した。幼児期から青少年期にかけて抑圧してきた思いが、よみがえってきた。

 辛かったが、出会うべくして出会うべき本だったと思う。人と向き合うのが仕事である以上は、自分自身とも向き合って過去のトラウマを整理しておかないと前に進めないから。