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Mikuのブログ

イスラム国 人質の後藤健二さん 命より大事なもの

2015-01-23 23:20:20 | 中東・ユダヤ教・イスラム教・IS問題

イスラム国 人質の後藤健二さん 命より大事なもの
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9116

過激派組織「イスラム国」に拘束された後藤健二さんについて、さまざまに報じられている。

後藤さんが、イスラム国の拠点と言われるシリアのラッカに入る直前の昨年10月25日に撮影された、ビデオメッセージが残っていた。その映像は、現地にいるシリア人の知人に託されたという。

この中で後藤さんは、「何か起こっても、わたしはシリアの人たちを恨みません。何か起こっても、責任は私自身にあります。どうか日本の皆さん、シリアの人たちに、何も責任を負わせないでください」と語っている。

後藤さんは映像制作会社を経て、1996年に映像通信会社「インディペンデント・プレス」を設立。世界各地を飛び回り、貧困や紛争問題を中心に活動を展開するジャーナリストだ。ニュースやドキュメンタリー番組、書籍などを通じて現地の様子を伝えてきた。


◎銃口を向けられ、「神よ、守りたまえ」

長年、戦場ジャーナリストとして活躍している後藤さんだが、現場は常に死と隣合わせ。例えば、後藤さんが昨年10月26日付の、キリスト教系ニュースサイト 「クリスチャントゥデイ」に寄せたコラムでは、イラク戦争の取材中にアメリカ兵に敵とみなされた時の恐怖が生々しく綴られている。

この中で後藤さんは、取材のために、最前線で戦う兵士と、一般の市民との間には「見えない一線」があり、ジャーナリストはその間を行き来するが、その一線を越えてしまうと、命の保証がないとしている。

またある時、アメリカ兵に銃口を向けられ、頭が真っ白になった。少しでも動き方を間違えれば撃たれるという恐怖から、キリスト教徒でもある後藤さんは「神よ、守りたまえ」と心の中で唱え続けたこともあったという。


◎「困難の中にある人の心に寄り添いたい」

自らの命を危険にさらしてまでも、後藤さんが伝えたかったこととは何か。後藤さんは取材にかける思いを、以下のように語っている。

「私が取材に訪れる場所=『現場』は、『耐えがたい困難がある、けれどもその中で人々が暮らし、生活を営んでいる場所』です。困難の中にある人たちの暮らしと 心に寄り添いたいと思うのです。彼らには伝えたいメッセージが必ずあります。それを世界に向けてその様子を発信することで、何か解決策が見つかるかもしれ ない」(2014年5月30日付クリスチャントゥデイ)

後藤さんの足を戦場へと向かわせたのは、紛争地の現状を世界中の人に知ってほしいという、ジャーナリストとしての純粋な使命感なのかもしれない。人間には、時として命をかけてでも成し遂げたいことや、伝えたいことがある。後藤さんの無事を心から祈りたい。(冨)


【関連書籍】
幸福の科学出版 『国際政治を見る眼』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1307

【関連記事】
2015年1月20日付本欄 イスラム国の日本人殺害予告でも「人命は地球より重い」か?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9072
2014年12月号記事 イスラム国 サダム・フセインの呪い スッキリわかる中東問題【前編】 Part1
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8605
2014年11月号記事 中東を襲う「イスラム国」って何? - そもそモグラのそもそも解説
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8458

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オバマ氏一般教書演説 外交音痴? 幻想? それとも、あきらめ?

2015-01-23 23:18:01 | トランプ大統領・アメリカ

オバマ氏一般教書演説 外交音痴? 幻想? それとも、あきらめ?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9115

オバマ米大統領の一般教書演説について、外交政策に関する内容が、多くの識者から非難されている。

米ワシントン・ポスト紙(21日付)の記者、ジェニファー・ルービン氏が、演説の中で外交に関する部分を「幻想」の産物として、「大統領は、本当に自分の言 葉を信じているのか?」と厳しく批判。オバマ氏の外交に対する認識と、現実との間には明らかなギャップがあると、以下のように指摘する。

● イスラム国に関して、オバマ氏は「アメリカの指導力や軍事力は、イスラム国の前進を阻みつつある」とした。しかし、邦人殺害予告が出た矢先にこのような発 言をしても、説得力に欠ける。また、イエメン内戦やパレスチナ・イスラエル問題にしても、紛争や対立は激化する一方だ。

●イランの核開発 問題にして、オバマ氏は「核開発の進行を止め、彼らが持つ核物質の量を減らすことに成功した」と言った。しかし、ある専門家は、核交渉が続いている間に、 イランは核兵器1発分の核物質を製造したことを指摘。イラン側が、交渉を時間稼ぎに使っている可能性がある。

●ウクライナ問題でも、「アメリカは同盟国と共に立ち、ロシアは孤立して経済が崩壊しかかっている」と発言していたが、「そんなものが外交上の成功と呼べるのか?」という手厳しい批判もある。

ルー ビン氏によると、オバマ氏の外交に対する考え方が、これほど現実とかけ離れている理由として、3つの可能性が挙げられるという。(1)オバマ氏の周りに現 実感覚を失った補佐官しかいない、(2)自ら現実逃避している、(3)それとも、嘘だと知りつつ発言している――。いずれにせよ、オバマ氏の外交に関する 見識は、多くの識者に不安を抱かせていると指摘する

イスラム国やイスラム・テロ、ウクライナ問題、中国の軍拡など、ここ数年、世界的に混乱が広がっているが、どうやらオバマ氏は、それらの問題をあえてバラ色のレンズで見ようとしているらしい。

これは中国の脅威にさらされている日本にとって他人事ではない。

例えば、尖閣諸島を巡って日中の間で紛争が起こった場合、オバマ氏は「アメリカは日本を支持する」と「いうだけ」で終らせようとする可能性も高い。

そ れどころか、今後、内向き化するアメリカが、米軍をアジアから撤退させ、「アジアのことは、アジアの国で解決すべき」などと、中国の軍拡を傍観するように なるかもしれない。急速に不安定化する世界の中で、日本はアジアのリーダーとしての気概を持ち、より一層の国防強化を進めるべきである。(中)


【関連記事】
2015年1月21日付本欄 オバマの一般教書に異議あり 「テロ対策」より「バラマキ」か!?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9076
2014年12月7日付本欄 世界の核兵器政策 アメリカはイランの核開発を止められるか?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8871
2015年1月号記事 安倍首相は何に成功し、何に失敗したのか - 「『自由を守る国へ』─国師が語る「経済・外交・教育」の指針─」 - 大川隆法総裁 法話レポート
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8779

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世界を平和に導く「正しさ」を求めて

2015-01-23 23:14:45 | 政治・国防・外交・経済

世界を平和に導く「正しさ」を求めて

[HRPニュースファイル1255]

http://hrp-newsfile.jp/2015/1984/

文/HS政経塾1期卒塾生 伊藤のぞみ

◆「インターネット規制」、揺れるヨーロッパと唱道する中国

フランスで起きたテロを受け、ヨーロッパ諸国でインターネットの監視や検閲を強化しようという意見が出てきています。

2001年に9.11同時多発テロが起きた際も、テロを未然に防ぐため、政府がインターネットを始め様々な通信手段を監視できるようにする動きがありました。

それを踏みこえて、「ヘイト・スピーチ」と目されるサイトを廃止することをインターネット会社に要請できるようにすべきとの意見もあります。

インターネットの監視・規制については、SNSで発信された情報がきっかけとなって起きた「アラブの春」以降、中国が強く推進しています。

ヨーロッパで起きている情報規制の流れが、イスラム圏への不信感と一体となって、中国政府が行っている情報管理の流れと合流するのではないか。かすかな危惧を感じます。

◆ポピュリズムは「多数派の専制」につながる

何が「ヘイト・スピーチ」であるのか、何がテロに結びつく情報であるのか、こういったことを客観的に判断するのは非常に難しいことです。

民主主義国家における情報管理は、「多数派による少数意見の封殺」につながる可能性があり、民主主義が本来目指している「多様性、複数性に基づく自由」ではなく、「多数派による専制」に結びつきます。

民主主義国家において、「何が白で何が黒か」を判断するのは、異なる意見を持った人間を理解し、考える力を持った国民であり、その判断をポピュリストによって構成される政府に委ねたときに民主主義が終わるのだと自覚しなければなりません。

◆多くの人を幸福にする『智慧』を求めて

今、人類にとって必要とされているのは、異なる意見を持つ人を受け入れる寛容の心を持つと同時に、人間として共通している点を再認識することです。

キリスト教、イスラム教、仏教、すべての宗教に共通する「黄金律(ゴールデン・ルール)があります。

「他の人からしてもらいたくないことはするな。してもらいたいことを行え」

自分が最も大切にしているものを穢されるということは、人間にとって一番辛いことではないでしょうか。

529年、東ローマ帝国皇帝ユスティニアヌスによってギリシャ哲学が禁止されると、多くの哲学者をイスラム世界は受け入れました。そのギリシャ哲学が12世紀に逆輸入され、トマス・アクィナスが構築したキリスト教の教義に大きな影響を与えました。

時代を超えて、地域を超えて、多くの人々の心を潤し、幸福にしていく『智慧』というものは必ずあります。そしてそれこそが人間にとって最も重要なもの、共通する立脚点なのではないでしょうか。

私たち幸福実現党はこの共通する立脚点に立ち、智慧の力によって多くの人々を幸福にしてゆきたいと考えています。

参考文献
『智慧の法』大川隆法著/幸福の科学出版
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1377

 

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1月22日(木)のつぶやき

2015-01-23 01:36:11 | ツィートまとめ

外務省広報外交予算の増加――真の広報外交強化とは | HRPニュースファイル hrp-newsfile.jp/2015/1982/

「安倍政権が力を入れてなすべき広報外交の強化とは、河野・村山談話を白紙撤回し、新たな談話を発表すること」

3 件 リツイートされました

原油暴落でベネズエラ倒産寸前 中国の身勝手な「資金援助」は恨みを買う the-liberty.com/article.php?it…


中国が「尖閣は日本領」とオウンゴール 政治的妥協の必要はない the-liberty.com/article.php?it…

2 件 リツイートされました

オバマの一般教書に異議あり 「テロ対策」より「バラマキ」か!? the-liberty.com/article.php?it…

世界中で大国がみな自国のことのみに専念し始め、人口だけが増えていくと“恐ろしいこと”がおこる。
日本がリーダーシップを担うべき。

1 件 リツイートされました

消費税は既に15%まで規定路線になっている、許せない現状→緊急特別番組 財務省を語る! 山村明義 倉山満 「社会党化する財務省」 第3回【チャンネルくらら】 youtube.com/watch?v=UGVBIh… @youtubeさんから

みくさんがリツイート | RT

「イスラム国」日本人人質救出を阻む障害とは!?【ザ・ファクトFAST BREAK#23】: youtu.be/OXBjIJaw4a0 @YouTubeさんから


「イスラム国」日本人人質救出を阻む障害とは!?【ザ・ファクトFAST BREAK#23】: youtu.be/OXBjIJaw4a0 @YouTube

結局 憲法9条が日本人救出を阻んでいる。

1 件 リツイートされました

イスラム国に日本人が2人拘束され身代金を要求されて、特定勢力は「安倍が悪い。謝罪しろ」と要求しているようである。 ところが、大韓民国に日本人が1人拘束され「謝罪」という身代金を要求されている件についてはだんまりである。 いずれも「報道の自由」に関わる重大問題であるにも関わらず。

みくさんがリツイート | RT

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