下村文科相は韓国の無償保育による悲劇をくり返すのか 大学無償化で
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韓国政府は、関係閣僚会議を開き、児童虐待を根絶するための総合対策を打ち出す方針を明らかにした(22日付聯合ニュース)。会議では、保育園内で監視カメラの設置を義務付けるなど、保育士の採用、養成、勤務環境、処遇などに関する対策が議論される。
韓国では保育所内で起きた児童虐待件数が、2010年には100件だったが、2014年には265件と急増。保育士による児童虐待が大きな社会問題となっている(1月16日付東亜日報Web版)。
◎児童虐待急増の原因の一つは無償保育
なぜ近年韓国では、児童虐待が増えているのか。
その大きな理由の一つに、韓国政府が進める無償保育がある。朴槿恵政権下の韓国では、2013年、5歳児以下の教育費を完全無償化するなど、保育に補助金を 投入。すると保育所も無償対象者も増加したため賄いきれなくなり、保育料の上限を設定して児童あたりの単価を安く抑えた。結果、保育の質を保障することが 難しくなったという。
◎大学無償化の問題点
こうした教育の無償化に力を入れているのは韓国だけではなく、日本もそうだ。
下村博文・文部科学大臣は幼児教育の無償化に加えて、高等教育である大学教育についても無償化すると言い始めている。しかしこれには問題点が多い。
まず、国民の税金の負担が増えてしまう。無償化すれば、その分の学費は税金で負担せざるをえないからだ。
さらに、学問の自由の侵害にもつながる可能性が高い。補助金をちらつかせて、各大学の教育方針や授業内容にまで政府が口出しできるようになるためだ。
政府による教育への介入が強まれば、競争の原理が働かず、大学教育の質の低下にもつながりかねない。
大学無償化によって暴力という意味での虐待は起きないだろうが、人生で最も貴重な学びの時期を、質の悪い授業で犠牲にしなければならないならば、ある意味で虐待よりも大きな"キズ"を負いかねない。
今必要なのは、政府による教育現場への介入を 強める可能性がある無償化ではなく、教育を受ける側の選択肢を増やすなど、教育の自由を確保し、自由競争の中で教育の質を向上させていくことだ。(冨)
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2014年12月5日付本欄 下村博文氏は文科相としてふさわしいか 教育行政への見識に疑義あり
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2014年11月14日付本欄 【大学不認可問題】幸福の科学大学を志望していた高校生の涙
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2010年2月号記事 日本の教育で国際社会を生き残れるか
http://the-liberty.com/article.php?item_id=878
現に、大学許認可で、申請している大学のカリキュラムに文句をつけ、大臣好みの勉強内容に変更させようとするという事件がおきました。
その要求に応じなかったその大学は許認可されず、私塾として今春より開学することになりました。
そもそも大学側は補助金などどうでもよく、文科省の認可がなければ、学費ローンが組みづらくなる事や、卒業生達が学士号を取れないなどの不具合があることと、あくまで常識論として文科省への許認可申請という流れを当然の道筋として取ったのだろうと思います。
しかし、下村文科相は、補助金つきの許認可を何か自分の権利か何かのように勘違いして、気に入らないカリキュラムや教育方針を変えることができると思ったらしい。
宗教系の大学として申請していたその大学の教育方針からすっかり宗教性を取りあげて、どこにでもあるような大学のカリキュラムにするよう要求。
しかし、それなら、そもそも新たな大学として開学する必要はないと判断した大学側は、申請の流れで建造物も建てたり、講師も募集し集まっていたこともあり、文科省への申請を取り下げ、私塾としてスタートを切ることにした。
これはいったいどちらに問題があるのだろうか。
この少子化に新たに大学を新設ようとした方だろうか?
大学許認可申請を私物化した大臣だろうか?
それとも、どっちもどっちなのだろうか?
恐らく、世間の声はこんなところに終始することだろう
でも
大学や大学院は教育の最高過程であり、その国を左右する重大な教育機関であることをここで確認しつつ。
NHKが反日&マルクス思想言論の牙城であり、散々叩かれる今、その言論御用機関である東大にまったくの問題が無いとは言わせない。
そんな中で、最高でも東大に並ぶような内容の大学をいくら建てても、日本は現状良くはならないだろう、そんなのだれの目にも明らかな事だ。
だったら、様々なカリキュラムや教育方針の違う大学が沢山ある中で、学生達にも選ばせるべきなのだ。
その大学の根幹部分を一人の人間の価値観で決めて一律一緒にしたところで何が始まるのだろう?
お母さんが子供にいつも同じものを着せ、同じものを食べさせ、同じお友達としか会うことを許さない。いくつになっても学校と家と塾しか行動を許さない。そんなのと同じ状態ですよ。
また、少子化だからそんなに大学がいらないというなら、競争原理の中で、人気の無い大学はイノベーションするか潰れていけばいいのです。
イノベーションの中には若者が喜びそうな目先の面白いものを取り入れる大学も出てくるかもしれないが、長く競争に晒される中で、人々は本物を知っていくに違いない。
でも、その機会を奪っていて、いつまでも一人の大臣の思うままの許認可制度で規制していたら、いつまでも本物は現れず、大臣の身の丈の大学でしか学べない国民が輩出されるだけです。
つまり、下村クローンの排出です・・・あ・・・輩出?あれ???? あ~~~検索もおかしくなった!!