96歳の父(要介護3)と92歳の母(要介護1)の面倒を実家へ毎日通いながら看ていますが、これがなかなか思う様に行く訳ではありません。親子だから尚更なんでしょうが、まず第一に二人の動きのペースがゆっくり過ぎるのでイライラすることが毎度です。分かってはいることなので私が待つしかないのですが、自分は身体が動いてしまうのでつい手を出して手伝ってしまったり急かしてしまったりなんです。
良くない事なんですが、それでも介護を始めた当初に比べたら私も我慢が出来ている方だとは思っています。一昨年だったか実家の台所の冷蔵庫に写真にある通りの貼り紙をして毎日常に目にして自分への戒めとしています。
でもこれを実践するって本当に難しいことです。下の世話しながら喜んでなんていられません!地獄に落ちろ、と祈ったり!現状を呪ったり!もしているのです。
手を出さずにずっと見守る、常に二人に合わせてゆっくり、そして出来たことややってくれたことを褒めるって、これまた忍耐の連続です。しかしこれらを実践しないとお互い摩擦ばかりでいけません。こちらが100%合わせるしかないのです。今年は今まで以上にこれらのことをしっかり守って二人を看て行こうと気持ちを新たにしています。年初に当たって強く思っていることです。
ところがこのブログには書きませんでしたが、母は暮になってから週3回通っていた半日のデイサービスを辞めてしまいました。スタッフさんとの間の聞き間違いがあったのだと思うのですが、本人は一旦こうだと思ったことは何があっても頑なになってしまって人の話は聞いてくれなくなってしまうのです。なのでケアマネさんも私ももう毎度のことなので事が大きくならない内に別のデイサービスに切り替える方策を取りました。今度は過去に母が5回程出戻りを繰り返している、また以前私が利用者さんの送迎のアルバイトをしていた、スタッフさん達とも旧知の間柄の1日のデイサービスの施設なんですが、取り敢えず週2回通うことになりました。ここも本人は毎回嫌な思いをして辞めてしまうのですが、ある一定の期間が過ぎると忘れてしまうのでしょうか、どう言う訳かこの施設だけは出戻りを繰り返しているのです。その都度受け入れてくれるだけでも本当に有難いことです。現在は週2回ですが、空きが出ればもう1日追加で週3回にしてくれると更に有難いのです。そして少しでも長く続いてくれることを今回もまた願っています。
それともう一つ、ケアマネさんが働いている施設では定期的に介護者さん達が集まって茶話会が催されます。今月は16日にあるとのことだったので、過去には参加したことがないのですが、一度参加して介護者さん同士悩みや苦労話など話し合ってみようかと思い立ち申し込んでみました。一定数の介護者さんが集まらないと開催されないそうで後日確認の連絡がくるそうです。果たしてどんな人達が集まってどんなお話を聞くことが出来るのかと大変楽しみにしています。
今日のトレーニング内容は明日の分と一緒に更新します。
ワタシも昨秋くらいから子の介護のせいか
どんより、気の晴れない何もする気になれない
日々が続いていました。
子へ苛々もすれば恨みがましく思うことも多く
そんな自分が又イヤで。
けれど今日はこの記事に助けられました。
げたのうらさんの実家の張り紙、ワタシも
真似させてください。
「いつも喜んでいなさい、絶えず祈りなさい、全ての事に感謝しなさい」はキリスト様の聖句(テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節.)です。そして「見守り、ゆっくり、褒める」は私が両親の介護をしていてどうすれば良いか考えていて出てきた言葉です。
しかし毎日貼り紙を見ていますがなかなか難しいです。声に出して読んだことはないのですが、これからは毎朝声に出してみようかと思っているところです。どうぞみさびさんも一緒に声に出してみましょう。
みさびさんも介護で大変でしょうがお互い少しでも気が晴れる方法を見つけましょう。
今年もよろしくお願いします。