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日々の恐怖 4月24日 電話ボックス(2)

2019-04-24 10:25:46 | B,日々の恐怖



 日々の恐怖 4月24日 電話ボックス(2)


 そして10月も半ばを過ぎ、山もそろそろ晩秋から冬の風景に移り変わる頃、夜更かしした友人はトイレに立ち小用を済ませようとしていた。
用を足しながら窓から電話ボックスを見ると、何時もは人のいないボックスに、一人の成人女性がコートを着て立っているのが見える。
 その女性は道路側を向いてたたずんでいるので顔は見えないが、綺麗なセミロングで、電話を掛けずに、ただずっと立ち尽くしていたそうだ。
友人は当然変だなと思った。
 午前零時を回り、終バスはとっくに終わっているのでバス待ちである筈が無く、付近に人の立ち寄るような場所もない。
でも、彼氏と待ち合わせでもしているんだろうと勝手に納得し、部屋に戻っていった。









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4月23日(火)のつぶやき

2019-04-24 07:53:42 | _HOMEページ_


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