日々の恐怖 11月14日 病院関連話(10) 歯医者
歯医者と医者は資格が別で、歯医者は歯以外の治療をしちゃだめなんだって。
でも歯医者競合区みたいなところがあって、ある歯医者が患者が少なくて内科診療をこっそりしてたそう。(明らかな違法行為)
でもわりと固定客(変な言い方だ)がついてた。
なんでかと言うと、歯医者は処方箋を出さずに自前で薬を出せるんで、お客にとっては手間が省けるのでありがたかったんだと。
で、ここからが本編。
ある患者さんが急患で担ぎ込まれてきて、まあただの盲腸炎だったのですぐにオペを始めたんだけど、メスを入れたら患者さんが悲鳴をあげたの、麻酔はかけてたのに。
後から分かった話なんだけどその患者さん、偏頭痛と不眠症を患っていて件の歯医者から薬を貰いまくってたんだって。
あとアルコール中毒。
どれも使用しすぎると耐性がついてしまって、身体が通常の薬では受け付けないような状態に進化(?)するんだそうな。
過剰に薬に依存するのはやめましょう。
あ、ちなみに手術がどうなったかは彼女は話してくれなかったけど。
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