境港入港の北朝鮮船、偽米ドル札120枚持ち込む
さっきニュースステーションを見ていたら、この特集をやっていた。
「元北朝鮮高官」の音声スクランブルのかかったインタビューでは、偽ドル札の80%が北朝鮮製だ、と豪語していた。
なにしろ1984年に紙幣印刷機をスイスで買い付けたそうな。
アメリカがドル紙幣を新型に変更するきっかけになった「スーパーK」も北朝鮮製とか。
でも、実は一番の問題は本物のドルを刷っているアメリカ政府にあるのではないか。
何しろ昨年の財政赤字が6000億ドル、
財政赤字(米国債)が法律で定められた上限まで発行されてしまい、もっと国債が発行できるよう法律改定しないと政府が資金繰りに困る事態になったため上限を引き上げざるを得なくなり、昨年11月には、国債発行額の上限が8000億ドル引き上げられて8兆1800億ドルに改定されている。
上記記事によれば、ブッシュ政権になってから国債発行上限は2兆2,300億$引き上げられている(2002年:4,500億$、2003年:9,840億$、2004年:上記の8,000億$)
クリントン政権の頃は黒字だったのが一気に赤字に転落している。
従来は外貨準備にドルが使われたため、財政赤字、経常収支赤字でも通貨需要があったのでバランスしてきたが、最近はユーロも外貨準備に用いられるようになったため(直近のユーロ高の反動はあるようですが)さすがに野放図に米ドル札(国債)を刷っていると、基軸通貨としての信頼を失い、一気にドル安要因になりかねない。
これに比べれば、偽札なんて可愛いもの、ともいえる(ちょっと暴論だけど)
偽札よりも正規の札をすることのほうが、摘発リスクという抑止が効かない分だけあぶないのかもしれない。
PS クリントンは私生活では性欲を抑制できなかったようだけど、財政政策面では自己抑制が効いていたようだ。
「敬虔なキリスト教徒」であるけど財政の抑制が効かないブッシュと正反対なところもまた興味深い。
さっきニュースステーションを見ていたら、この特集をやっていた。
「元北朝鮮高官」の音声スクランブルのかかったインタビューでは、偽ドル札の80%が北朝鮮製だ、と豪語していた。
なにしろ1984年に紙幣印刷機をスイスで買い付けたそうな。
アメリカがドル紙幣を新型に変更するきっかけになった「スーパーK」も北朝鮮製とか。
でも、実は一番の問題は本物のドルを刷っているアメリカ政府にあるのではないか。
何しろ昨年の財政赤字が6000億ドル、
財政赤字(米国債)が法律で定められた上限まで発行されてしまい、もっと国債が発行できるよう法律改定しないと政府が資金繰りに困る事態になったため上限を引き上げざるを得なくなり、昨年11月には、国債発行額の上限が8000億ドル引き上げられて8兆1800億ドルに改定されている。
上記記事によれば、ブッシュ政権になってから国債発行上限は2兆2,300億$引き上げられている(2002年:4,500億$、2003年:9,840億$、2004年:上記の8,000億$)
クリントン政権の頃は黒字だったのが一気に赤字に転落している。
従来は外貨準備にドルが使われたため、財政赤字、経常収支赤字でも通貨需要があったのでバランスしてきたが、最近はユーロも外貨準備に用いられるようになったため(直近のユーロ高の反動はあるようですが)さすがに野放図に米ドル札(国債)を刷っていると、基軸通貨としての信頼を失い、一気にドル安要因になりかねない。
これに比べれば、偽札なんて可愛いもの、ともいえる(ちょっと暴論だけど)
偽札よりも正規の札をすることのほうが、摘発リスクという抑止が効かない分だけあぶないのかもしれない。
PS クリントンは私生活では性欲を抑制できなかったようだけど、財政政策面では自己抑制が効いていたようだ。
「敬虔なキリスト教徒」であるけど財政の抑制が効かないブッシュと正反対なところもまた興味深い。