一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

紅茶のおいしい淹れかた

2005-04-07 | 乱読日記
昨日の記事で紹介した『生半可な學者』をもう一度パラパラ読みかえしてみました。

その中で、ジョージ・オーウェルがエッセイで「おいしい紅茶の淹れ方11か条」を書いていることを紹介しているくだりがあります。

要約すると
①中国茶ではなくインド茶かセイロン茶を使う

 紅茶ならそうなんでしょうね

②金属ではなく陶磁器製のポットを使い、一度に大量に出しすぎない

③ポットは前もって暖めておく

 これは僕もやってます

④葉の量は気前よく。1リットルのポットなら茶匙山盛り6杯程度

 1リットルのポットって、相当大きいですね。

⑤茶漉しが中にはいったポットは不可。お茶が自由に「泳げる」ように

 この時代にもそういう「便利物」はあったんですね。
 今でいえば後片付けが楽だからティーバッグに入れて、なんていうのはダメ、ということでしょう

⑥沸騰したお湯をポットに入れるとき、やかんを火から離さぬように

 柴田先生は「沸騰したてかどうかという議論がある」と書いてます

⑦途中で一度かき回す

 これもやってます

⑧カップは円筒形で口の狭いものを。口が広いとさめるのが早い

 おしゃれな薄手のティーカップはだめ、ということなんでしょう

⑨ミルクに浮いたクリームは取る。脂肪分が多すぎるとまずい。

 うーん、細かい・・・僕はミルク入れないからなぁ

⑩カップにそそぐのはお茶が先、つぎにミルクを

 焼酎のお湯割の議論みたいですね
 オーウェル先生曰く、このほうが調整しやすいとのこと

⑪砂糖は入れない「砂糖を入れるのは、コショウか塩を入れるのと変わらない」と手厳しい

 僕も入れないですが、これは好みだと思うんですけどねぇ

ということです。


さすが紅茶の本場だけあって、いろいろこだわりがあるようですね。
コメント
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