ろじゃぁさんが紹介されていた、球磨焼酎「白岳」のCM「人間、本当のことは一回しか言わない」シリーズに、彼女の部屋でトイレを使おうとした男が便座が上がっているのに気がついて・・・という話があります(こちらの「マミの部屋編」参照)。
この味わい深さは、洋式便器において男性の小用と女性の使用を使い分けるために上げ下げする「便座」という特殊なものの存在がもたらしたものと言えます。
男性が小用を足したあとに便座を下げる(べき)かどうかという問題は様式便器の歴史の浅い日本だけの問題かと思ったら、洋の東西を問わず議論されているようです。
これに関して、医学都市伝説さんの 便座は下ろしておくべきか で海外の最新の研究成果が紹介されていました。
インド・ラホール経営科学大学のハマッド・アルサバー・シディッキ助教授は、この便座問題についてゲーム理論を用いて考察し、男性が便座を下ろす面倒さを選ぶのは、ただ「私を愛しているなら、便座を下ろしておいて」という、女性側の戦略的攻撃を回避するためだけであることを示した。
イギリスの植民地(≒様式便器)の歴史がありかつ数学の得意なインドだけあって研究が進んでいますね。
私自身はどうかというと、お店の男女共用のトイレなどでは、便座とともに蓋も閉めるようにしています。
というのは、後に使う人への配慮以上に、女性の使用後に便座が降りたままになっているほうが気になるからです。
便座が降りたままだと「私がここに座りました」と主張しているような感じがしちゃうんですよね。
特にトイレから出る女性とすれ違ったあとだったりすると、これこそ「頭かくして尻隠さず」だなと思ってしまいます。
なので、自分自身が使用したときも、その痕跡を残さずにニュートラルな状態にしようと思い、蓋を閉めるわけです。
ちょっと妄想しすぎでしょうか・・・?
ちなみに、2002年のTOTOの調査では男性の14.7%が自宅のトイレで座って小用を足すそうです(参照、元はリンク切れなので孫引きです)。
日本の男性はインド人よりもさらに平和主義的なのかもしれません。
また一方で全自動開閉便座(参照)という商品も最近登場したようです。技術の平和利用もここまでくれば日本人の面目躍如と言えましょう。